リアルとバーチャルの境目

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宗谷いちかのあにまーれ脱退で、俄に頭を擡げたこの話題。どうでもいいっちゃどうでもいいし、特に考えず過ごしていたのですが、先日のエイプリルフール配信で「そういえばこいつおるやんけ」となった話。

謎の美兎とかいう生身の人間が出てくる先駆者。あまりに当たり前すぎて忘れていました。

で、問題は何かというと。「月ノ美兎には不安を感じないのに、宗谷いちかには不安しかない(*個人の感想)のは何故?」という点。

リアルが増えるという比較対象でずっと念頭に置いていたのは、おめシスでした。出産などやむを得ない状況だったのは確かですが、なんだかそれ以降ピンと来なくなってしまったのです。ずっとその原因が解消されず「?」のままでしたが、月ノ美兎という比較対象を得て漸くその原因に一歩近づけた気がします。

要は、生身の人間がおめがレイの声を発して動く様に違和感を感じていた。実際は当然順番が逆なはずですが、少なくともそのコンテンツの文脈上ではこれが自然な流れになる。だって中身がどういう経緯を辿ったかなんて、わかりませんから。知ってたら逆に怖い。

月ノ美兎の場合、謎の美兎との関係はイコールではない。みんな中の人とは思っていても、月ノ美兎のコンテンツ上では別人格として振舞っているのだからそれでいい。実際、謎の美兎は月ノ美兎の声では喋らない(というかこの理由で喋れない)し、基本収録済みの動画の形でしか登場しない。だから不安にならない。そもそも別人格だし。

 

そういうわけで今言える結論は、中身の人間が別人格として振る舞うならセーフ、同じ人格だと示唆するならアウトと自分の中で定義しました。裁判沙汰で同一人格だと証明せざるを得ないとかは、また別の話になるので割愛します。

 

まあ、そんなところです。個人的な頭の整理でした。