久しぶりのコメント所感

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ふと。

周防パトラは実家がお金持ちだったりなのは本人の話からわかりますが、本人にもVtuber以外に大きい収入があるのか、とても金遣いが荒いように思いますね にじ、ホロ、774らの企業勢には全くお金に困ってる様子は見られません 相当儲かるんでしょうか?

周防さんの場合は、根っからの浪費癖という面が強いように思えます。

通販・ウィンドウショッピングの衝動買いや趣味・自己投資という意味だけでなく、ポンと他人にお金を貸したりも含めて。多分、生まれつきでしょう。実家が裕福なのもあり、買いたくなったら買うが吉の性分ではないかと。食への執着も薄いので、そちらを切り詰めてしまえばなんとかなるというのも、あるかもしれません。勝手なイメージなんですが、すごくエンゲル係数低そう。

もちろん、破綻しないだけの稼ぎもあるでしょう。前世のグッズ通販も終了させますし、周防パトラ名義の収入だけで一般人の思うリッチな生活を送れるくらいには。収益化前の初期はともかく、今は好きなように好きなことをやれるはずです。しかも、ほとんどは配信者の肥やしとしてリターンのあるものばかり。理想的なお金の回り方ですね。

そういう意味でいえば本当の貧乏とはちょっと違うので、生活切り詰めてますアピール(ほとんど無意識の癖)でスパチャが飛ぶ光景を見ると、少し心が痛みます。いや、わたしは関係ないので別に良いのですが。

で、後半はいろんな箱の稼ぎについて。

ここらへんはきっと、外部に漏れたらよろしくない類いの情報でしょうし、ハッキリとはわかりませんけどね。

ひと昔前に、にじさんじのスパチャの取り分が話題になったこともありました。あそこは流動的な箱なので、今どうかはわかりません。人によって契約内容が異なる気もします。実績や人気によって、演者側が強気に出たり、運営側が強気に出たり。笹木さんが一度揉めて引退してから復帰しましたが、あのあたりから慎重に契約内容を決めるようになったのでは?と勝手に考えております。

ホロライブは、どうなんでしょうね。なんとなく、スパチャの演者側の取り分が大きい気もします。ここが奴隷契約だと、自然と塩対応になりがちなので。ホロライブ自体、アプリ開発などに積極投資してますから、そもそも会社としての体力が強いのかも。

774箱は、どうでしょう。親会社との関係にもよりけりですが、割とお金の不安なく動いているように見えます。ここは、グループによっても受ける印象が変わってきますね。ハニストは特にまったり感が強いので、ベース給が厚いのかな?と思ったり。774箱に限らず、どの箱も完全歩合給制は流石にないでしょうが、ベースと出来高の割合はまちまちか。

そもそも配信業に勤しむのは、金銭的に余裕のある方が多いとも言われます。そうでなければ、時間的に余裕のある方。どちらでもないのはかなりレアです。儲かってるかはピンキリなので一概に言えませんが、食うに困る状態ならそもそもvtuberになろうと思わない…という事情も無関係ではなさそうです。

 

もう一つ、非公開希望のコメントもありました。

実際、ポケモンで遊ぶ人のライト:ヘビー割合ってどんなもんなんでしょうね。

メインターゲットと思われる子供たちは、ストーリークリアや図鑑コンプまでだと思っているのですが。母数が尋常ではないので、ヘビーユーザーもかなりの数、ということでしょうかね。緩くてもガチっても楽しめるというのが、流石は人気タイトルといったところ。世代を追うごとに厳選などの敷居が低まっているので、だんだんと境目が曖昧になりつつあるのかも。競技人口の保証された、操作スキル抜きの戦略系対人ゲームとして、確固たる地位を築いたように思えます。

後半は、灰宮けいという方の話ですね。たしかに似てます。より幼くした感じ。大御所萌え声生主とか、家長むぎとか、ああいうテイストにも聴こえます。

(追記:リングフィットで声を張るのを聴くと本間ひまわりっぽくもある。全く方向性違うんですけど、実際そう聴こえてしまうから不思議。)

ASMR箱という戦略は、ありそうでなかったタイプですね。今から新規参入して生き残るなら、これしかないとも思えます。きっちりプロ仕様のASMRを提供できれば、かなり面白い存在かもしれません。ただ、そこが難しい。

どういう動きをするか興味があるので、個人的にしばらく注視したいと思います。教えていただいて感謝!

おしまい。

やりたいこと、という話

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柄にもなく見返してしまいました。初期の配信とか、今年唯一の新年配信とか。希望に満ち溢れています。

そんな深く追ってはいませんでしたけど…うーん。長いこと止まっていたとはいえ、いざハッキリ突きつけられると悲しいものがありますね。もこ田めめめさんと楽しくTRPGをする世界線とか、どこかに落ちていないものか。

もう外野がどうこう言えるレベルではないので、これ以上の感想は出てきません。あとは当事者がケリをつけるのを待つばかりです。

 

先日本屋に寄ったときの話でもしましょうか。

Mika Pikazoって、普通の書店で画集が平置きされるレベルだったんですね。全然知りませんでした。輝夜月で認知度が上がったのか、もともとそれだけの人気があったのか。

その本屋では、絵本作家エドワード・ゴーリーの特集もしてました。なんとなく既視感あるなぁと思ったら、米津玄師が絵の影響を受けた人なんですね。なるほど。で、翻訳が柴田先生。言われてみればそんな感じ。なんか納得。ああいう不条理というか、「現実とは非情である」的なテイストは柴田先生好みな気がする。

救いがなさ過ぎて、特に実際の凶悪事件をモデルにした作品なんかは、原作出版当時かなり拒否反応もあったようです。書く本人も当然しんどい。けど書かずにいられない何かがあって、なんとか書ききった、という感じらしい。周りの反対は重々承知だったことでしょう。

結局買ったのはナイツ塙の読みやすい新書。好きなことで漫才作らないと、言わされてる感や台本読んでます感が出て面白くならないんだそうな。なるほどたしかに。

 

配信者も、好きなことやってるのとそうじゃないのとでは、観てても全然面白さが違う。

最近だと、えのぐの夏目ハルさんが復帰から徐々に活動を増やして、今やっている「はるらじ」なんかはそういうのが伝わってきます。

音楽、好きなんでしょうね。

あとは、鴨見カモミさんのポケモンとか。

型とか受けとか理解してポケモンやってるvtuberは貴重ですからね。あれこれ考えるので、普通に見てて楽しい。久しぶりにポケモンやりたくなりました。

 

評価って、自分じゃどうにもならない領域です。特にこういう商売だと、正解なんてありません。他人の評価を気にしてもどうせ思い通りにいきゃしないので、せめて本人がやりたいことをするというのは、損得勘定としても理に適ってるよなぁ…と思う今日この頃でした。

 

おしまい。

vtuberとお金の話

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vtuberを見ていると、時々思うことがあります。このお金は、一体どこから来てるんだろうと。出資投資的な意味ではなく、消費的な意味でのお金ですね。

突然増えるものでもないので、たまたま使い道なく貯まる一方だった死に金が陽の目を見たのか、それとも以前は別の趣味に費やされていた可処分所得vtuberへ回っているのか。なんとなく、後者が多いような気もします。もともと消費に及び腰だった人が、vtuberに出会って変わりました!というのは…うーん、どうなんでしょう。似たような存在は今までもありましたし。

近頃興味深いのは、こうやって配信者という仕事が急速に現実味を帯びて、マネタイズされて、それまでは配信で食っていくなんて考えもしなかった人々。パッと道が開けて、さあ、どういう風にやっていくのか。

774.incの面々も、続々とソロイベントを開催しています。もともと大手配信者だったメンツはさておき、趣味程度に配信していくはずだったメンバーのソロイベントというのは、手探りながらも個性的です。なるほど、こういう方向性の商売もあるのだなぁと思わされます。サービス業といえばサービス業なんでしょうね。配信メインのvtuber一般はバーチャルキャバクラなんて揶揄されたりもしますが、実際を見たことがないのでなんとも言えない。キャバクラに使っていたお金をvtuberに使うようになった、とかあれば面白い。それとも別物なのかしら?vtuberファンの話で、生身の人間だと抵抗があるとかよく聞きます。もしキャバ嬢がvtuberに転身したらどうなるのでしょう。上手くいくのか、コケるのか。興味は尽きません。

 

お金といえばスパチャ。宝鐘さんの記事で少し触れましたね。宝鐘さんへのスパチャ、勘違いなら良いのですが、最近だんだん荒んでいってるように見えます。プロレスといえばプロレスなので、ハッキリ線引きは出来ないんですけど。なんというか、札束で頬引っ叩く感じ。車でもありますよね、ハンドル握ると性格変わるって。それみたく、スパチャになると途端に性格変わる現象も、あるのではないかと。以前、ニコ生とかYouTubeとか、場所によって同じ人でも発言は変わるという話をしましたけど、それの亜種ですね。

多少雑でも上手いこと処理してくれるので、そこに甘えてというのもあるかもしれない。ただ、なんの脈絡もなく、あるいはこじつけでポンポンお捻りが飛び交うようになると、将来的に場荒れへ繋がるのは否めない。貰う側も、そのお金はあなたにとってそんなにも軽いものなんですか?となってしまう。実際はそうでなくとも。

一時的であれ、金銭感覚の狂いは心にダメージを与えます。そこの価値観が崩れると、拠り所が極端に減るから。

周防さんも最近スパチャの話してましたね。配信の空気感とか流れとか、そこら辺を考慮して、他所のvtuberと比べてあまり反応しないけれど、ちゃんと感謝しているという趣旨でした。

正解はありません。個々の状況によります。周防さんの場合、反応が良すぎるとスパチャが飛び交って配信にならなかったでしょう。熱心なファンが多いから。配信者としてある程度の自信があるなら、控えめでいくのが賢明というくらいか。

 

もう一つお金繋がりで、えのぐ。先日のINSPIXライブを拝見しました。シンプルにすごかった。演出もそうだし、生であれだけ歌って踊れるのはエグい。やる方は大変ですが、達成感も一入でしょう。あれで3D体が崩れないのもすごい。夏目さんは少し不安な動きしてましたけどね。ちょっと、顔を大きく作りすぎという気も…?

実はチケットを買うかどうか、ギリギリまで悩んでいました。INSPIXのライブはリアタイのみ、後から観られない仕様で、そこが懸念だった。技術的には問題なさそうなのに、アーカイブ機能がないのは不思議。評判を聞いて「それならちょっくら」という人がいても、どうにも出来ない。

で、それはいいんです。既に言われていることでしょうし、それでもなおというならそういうポリシーだから、仕方ない。気になったのは、個別トーク会が無料という点。

以前の握手会(実質トーク会)レポでも、これで無料は破格という話はしました。というか申し訳なさすぎる。鈴木さんのときはCDもほしかったのでいずれにせよ買っていましたが、夏目さんのときは気持ちでグッズを買わせていただきました。

人と話すというのは、目に見えて何かが減るわけではありませんが、精神的には相当ハードです(よほど気心の知れた知己でもない限り)。中井久夫の言葉を借りるなら、内科外科など主だった医者が汚物(人体)を扱うのと同様、精神科医も精神的汚物を扱います。精神科のカウンセリングとアイドルのトークを同列に語ってはいけませんが、決して楽な仕事ではない。それを、無料で定期的におやりになるんですか?という話。

アイドルなんてそういう仕事よと言われたら、うーん…。反論しづらいけど、釈然ともしない。そういう曖昧な感情。

どなたか、相応しい名前をつけてくださると幸いです。

vtuberの自動字幕が流行らないものか

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うーむ。

 

ご存知かとは思いますが、自動字幕というのはYouTubeの便利な機能の一つです。本来の主たる使い道は各言語への自動翻訳、知らない外国語の動画も大体の意味がわかるようになるというもの。翻訳だけでなく、日本語動画なら日本語での字幕テロップを付けることも可能です。

で、この自動字幕、自動なのでどうしてもミスが生じる。ときにトンデモ字幕が出来上がって、ネタとして楽しまれているわけです。有名なのはYouTuber界の大御所ヒカキン。これをvtuberに適用するとどうなるか、という趣旨の記事。

 

まず、ヒカキンと自動字幕の相性が良い理由について考えましょう。このネタのキモは、本来なら言うはずのないことを言っているように見える点にあります。ヒカキンと言えば、ネット世代の子供にとって憧れの人であり、小学生から絶大な支持を集めるYouTuberとして広く認知されています。その「子供も安心して観られる」ヒカキンと、自動字幕の生成した(絶対言わないであろう)危ない発言が組み合わさって、ネタになる。ギャップが肝心なわけです。

この時点で、vtuberとの相性はあまりよろしくないことにお気づきでしょうか。少なくとも昨今のvtuber情勢だと、基本的に危ない発言をしてナンボの世界になっております。字幕が頑張って過激発言を創作してくれても「まぁそのくらい言ってもおかしくないよね」で終わる。最大のハードルです。

これは一旦置くとして、別の相性も挙げてみましょう。自動字幕がそれっぽく見えるためには、本来の字幕は無い方が良い。というかあると困る。先に本当のセリフが見えちゃうと、冷めますからね。ここはvtuberに向いているかもしれない。今は配信が主流なので、字幕被りの心配は減りつつあります。

 

上記のことを踏まえて探してみるも、なかなか難しい。そもそも動画のなかには自動字幕に対応していないものが多い。海外のファン向けに字幕設定いじってると、自動字幕OFFにしたりするんですかね。

それでもせっかくなので、いくつかネタっぽくなったやつを紹介。トップバッターは日ノ隈らん。

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ブスと言いつつしっかり抱く日ノ隈さん。アイデア図書行為が何なのかすごく気になる。

続いて花奏かのん。vtuberには珍しく、比較的言動がまともなのでチョイスしてみた。

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弦を茹でるだけでは飽き足らず、ギターを炒める花奏さん。短い動画でテロップ少なめなので、潜在的には一番相性が良いかも。今後のほぼ日動画にも期待ですね。

最後は鴨見カモミ。

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カニバリズム

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語感が好き。

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発言通りの字幕が一番面白かったりする。必死そうな表情も趣深い。ちなみに、お風呂に入るのは人として最低限のラインです。力説することではありません。

 

ネタになるかはさておき、編集せずとも字幕がつく便利さを活用するのはアリかもしれませんね。割と可能性は感じるのですが、わたしにはこれ以上開拓できそうにない。皆さんも是非、面白い字幕を探してみて下さい。

現実と虚構と仮想

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「大空スバル=めっちゃばぶ美」説って…良いですね。まず字面と響きが素晴らしい。キャラとしても、ほとんど正反対。ホントかどうかよく知りませんけど、そう考えた時点でもう面白い。

仮にそうだとすると、どうしてなんでしょうね。ホロライブでもなかなか美味しいポジション(界隈で見ても被りにくいキャラ)で、銀盾到達済みの大空スバルがあれば十分という気もする。

めっちゃばぶ美の所属するジャストプロも、大手とまではいかずとも、有名な芸能人や声優を抱えている芸能事務所のようです。活動もSHOWROOM中心で、一応棲み分けは出来ている。活動開始時期がかなり近い(どちらも2018年9月に配信開始)ので、単に両方応募したら両方受かってしまった、というところでしょうか。別の企業で、キャラも真逆で、何人もエントリーしただろうに、それでも同じ人材が選ばれたのだとしたら…。こういう適性の持ち主は、想像以上に少ないのかもしれない。

だいぶ事情は異なりますが、本間ひまわりとトリバーチャルユーチューバーの関係も、なかなか趣深いものがある。あのクラスでもオーディションに落ちることを考えると…ばぶスバがもし本当なら、天文学的な奇跡にも思えてきます。

(2本目の動画でグッと本間ひまわりに近づくのも、趣深い。)

なんにせよ、バーチャルならではの醍醐味がありますから、このまま行ける所まで行ってほしいものです。

 

しかし、バーチャルって何なんでしょうね。

つい最近までリアルの対義語ということで片付けてたんですけど、じゃあ本当の反対でウソ?

調べたら、リアル=現実とは複雑怪奇なるものゆえ、対概念も複数存在する。そりゃそうか。

ある一面から見たら〈現実/虚構〉。英語ならフィクション。「この物語はフィクションです」のあれ。小説を研究する人なら、避けては通れない概念。蓮實重彦さんも色々書いてましたね。フィクションだと『「赤」の誘惑』『「ボヴァリー夫人」論』…懐かしい。哲学畑のいう「作り話(というか例え話?)」と、文学畑のいう「作り話」は全然違うものだから、噛み合わんのも無理はない…とかなんとか。忘れましたけど。

で、もう一個挙げるなら〈現実/仮想〉。バーチャルはこっち。バーチャルリアリティといったら、仮想現実。そういう言い方が出来るなら、全くもって非現実的というわけではなさそう。

調べてみて面白い、分かりやすいなと感じたのは、「バーチャルカンパニーはペーパーカンパニーとは違う」という説明。バーチャルカンパニーは、実際にあるわけですね。どっかのビルにオフィスを構えたりはしないけど、会社としては存在する。ペーパーカンパニーだと、会社としても存在しない。詐欺とかで、会社があるように見せかけたいとき使うやつです。

バーチャルは、物としての実体はないけれど、現実のものと同じように機能する。仮想通貨もバーチャル。お札や硬貨として持ってなくても、お金として使える。こども銀行のお金だと、物として存在していても、お金として使えない。フィクションの世界で犯罪が起きても、実際に警察は動かない。けど、バーチャルな世界で犯罪が起きたら、警察動くかも(というかそうであってほしい)。

すると。リアルなものと同じような機能・役割を果たし、同じような効果をもたらす。それで初めてバーチャル…ということになります。幻肢痛の緩和にバーチャルリアリティが一役買っているのなんて、まさにそんな感じ。現実的な痛みの止め方といったら、鎮痛剤を打つところですが、バーチャルな治療法もあるよ、と。

…なんだか、おいそれと「バーチャル」を名乗りにくい雰囲気になってしまいました。実在しないのに現実のそれと同じ効果をもたらすって、逆にハードル高いような。

 

まあ、難しく考えずにいきましょう。実在しなくても、誰かにとってYouTuberと同じ役目を果たしているなら、それはもうバーチャルYouTuberです。バーチャルアイドルも、バーチャルアーティストもそう。結局、受け取る人次第。

そんな考え方もあるのよ、というお話でした。おしまい。

ムジュラのAny%RTAがヤバい話+本家パト松分析

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書きたいことがたまってしまったので、vtuberと関係の薄いほうから消化していきます。

 

まず、前半の件。これは全くvtuberと関係ないですね。ムジュラRTAをしているvtuberも(わたしの知る限りでは)いらっしゃいませんし、そもそもムジュラのゲーム実況すら見かけません。ゼルダシリーズ自体、知名度・クオリティに比してこの界隈では存在感が薄い。謎解き中心という性質上、プレイヤーによっては行き詰まりやすく、またいわゆる「指示厨」やネタバレなどで配信が荒れやすいことから、仕方ないとも言えます。

唯一よく見かけたのは、最新作のBotWくらいでしょうか。日本人に馴染みの薄かったオープンワールドで勝負して、見事評価を勝ち得たように思えます(実況映えするかはまた別ですが)。オープンワールドなら詰みや唯一解もほぼないので、その点でのやりやすさはあったかもしれませんね。和ゲー、それも長寿シリーズで初の試みということを考え合わせると、かなり攻めたのでは。どうやら現在、続編のシナリオプランナーやレベルデザイナーを広く募集しているようです。これだけのブランドシリーズで、外部から人材を募る(契約社員)というのは…わたしが無知なだけでよくある話なのか、それとも、これもまた攻めの一環なのか。

で、ムジュラのAny%RTAの話。Any%というのは、水泳でいう自由形です。「なんでもいいから速くクリアしろ」というやつ。もちろんチートはNGですが、人力で行えるならバグも駆使して構わない。

ちょっと前にも話題にしました。そのときは、デバッグメニュー呼び出しが発見・実用化され、1時間以内に終わってしまうというお話。この時点でもうヤバさカンストなのに、さらにヤバくなった。

簡単に言うと、「中断セーブをラスボス戦直前にした」ことにして、一気にすっ飛ばしているようです。ムジュラ既プレイヤーの中には「中断セーブ…?」という方もいるかもしれません。そもそもこのゲーム、同じ三日間をグルグルループしてクリアに辿り着くもので、日本語版では「セーブ=初日の朝に戻ること」でした。このとき重要なアイテム以外は全て振り出しに戻ってしまうので、ダンジョンの途中で一休みとか、イベントのフラグを立てている途中で休憩とかは不可能、「セーブしてゲームを止めるならまた一からやり直せ」という仕様でした。

しかし、海外版ではその鬼畜仕様は緩和され、中断セーブ(=一般的なゲームにおける普通のセーブ)の仕組みが導入されております。そのセーブをラスボス戦直前にしたことにして、そこから再開すれば一気にラスボス戦突入…。これにより、世界記録は40分を切りました。

…なんかもう、なんと呼べばいいのか。このよく分からない感情を、皆様にお伝えしたかった。ただそれだけでございます。

でも、これだけではきっと、vtuberの話を見にいらした方々から、お叱りを受けてしまうでしょう。せめてもの罪滅ぼしとして、新鮮な本家パト松の文字起こしを、最後に付け加えさせていただきます。

11分あたりから。

(息継ぎブレス)あのねぇこないだぁ…(しばしの間)卵二つ割ったらぁ…(間)双子だったのぁ!違う言い方変だ、卵一個割ったらぁ〜…双子の卵だったの。

でぇ…「イー!?」と思ってもう一個割ったの、おんなじパックに入ってるやつ!そったらねまた双子だったの!

珍しいでしょ?でねパトね写真撮ったんだぉ(ややハスキー)。「あっすげぇ〜、四つ黄身があるぅ」つって。

だけどさぁ〜、目玉焼きフライパンに落とすだけあのにさぁ、なんかめっちゃ汚いのよ。ぇこでなかツイッターに晒すのもなか…(笑)なか、ダメな気がするぅ〜と思ってぇ、してなかった、あとで見るこっそり?(笑)

パトラちゃんが引き当てた…双子、かけるにぃ!みたいな(息継ぎブレス)ぁくしゃみでそ…

素晴らしい。やはりわたしの作った紛い物とは違う。本家の格を感じます。

出だしをブレスで区切り、締めはまとめの言葉→ブレス→くしゃみミュートでフェードアウトという流れるようなコンボ。くしゃみはスパチャが流れてコメントの流れも変わるため、自然と別の話題へ移りやすい(実際にはフライパンが汚いことの訂正で、もう一度この話題に戻ります)。

中身に入りましょう。まず最初に下手な説明をして相手に「ん?」と思わせた上で、間髪入れず話を続けて引き込む。この、言い終わるかどうかのタイミングで即「ぁ違う」「ぁ間違えた」と接続するのは、周防さんの特徴的なしゃべり方ですね。

「イー!?」も周防節の一つ。エとイの中間的な音。口は小さめに開けて、その代わり舌を突き出すようにして、喉に力を込めつつ〈エ〉と発音する感じです。

写真を撮るくだりで若干声が裏返ります。ここらへんから一気にテンポ(英語でいうWPM)が上がり、そして「なか」の多用。「なんか」の短縮形ですね。しゃべりが駆け足になっています。「証拠写真を撮ったはずなのになぜ見せないのか」の説明パートです。「あとで見る?」とありますが、ご承知の通り、その後ツイッターに載せたりはしておりません。

実際のところ、このような二黄卵が出ることはあり得ます。卵を産み始めたばかりの若鶏に起こりがちなミスだそうです。単なるランダム現象ではなく因果関係があるので、連続で出現したり、一パック丸々二黄卵ということもある。普通は流通前に規格外としてピックアップされてしまいますが、見落としはつきものです。

その意味で、この体験談も強ち嘘とは言い切れない。なのに、どうしようもなく嘘っぽいのです。全ての要素が複雑に絡み合いながらも、ただ一点へと収束する。自分はであると。全身から漂うオーラが、そう告げているのです。

 

あゝパト松、どうして貴方はそんなにもパト松なの?

ライト層が「えのぐ」の握手会に行ってみた話

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当ブログ史上、最もブログっぽい記事になります。掲題の通り、VRアイドル「えのぐ」のバーチャル握手会に行ってみた感想記事です。一応詳細のリンクを貼ります。最後にも貼るので、好きなタイミングでご覧下さると幸いです。

ライトとはどの程度かと申しますと、ネット上(ツイッターや配信サイトのコメント欄など)で演者本人と交流をもったことがない、交流しようと思ったこともないレベルです。これは「えのぐ」に限らず、全てのvtuberに対して。以前にもお話しした通り、唯一の例外は鈴鹿詩子さんのSHOWROOM配信で、わたし自身のBL体験談兼悩み相談マシュマロをとりあげて頂いたときのみです。それも別に鈴鹿詩子さんとやり取りしたわけではないので、演者本人と意思の疎通を図ったのは、今回が実質初めてとなりました。

 

行った理由としては、まず近場。今回は池袋PARCOの別館P'PARCOということで、都内の方ならかなりアクセスしやすいと思います。次に、暇だったから。今回は月〜金の平日5日間の午後、一番遅くても20時よりは前の時間帯ですので、普通に働いている方にはちょっと辛い設定か。あと、VRゴーグルというものを使ったことがなかったので、そこの興味関心もありました。最後に、無料だったから。これらでもって、「せっかくだしとりあえず行ってみるか」となるには十分でした。

どうせ行くならブログで紹介しようと思い、なるべく早い日付とも考えましたが、初日は様子見。特に混雑などはなさそうと分かり、2日目に出向いた次第です。

まず、池袋駅の東口から出て、左手にPARCOを見ながら進み、道が交差するあたりまで行くと、さらに左の少し奥まったところにP'PARCOがあります。入り口前の開けたところに、1人分の全身サイズのモニターパネルがあり、メンバーが交代しながら呼び込みをしていらっしゃいます。モニターの右上にマイクとスマホカメラが設置されているので、それを通じて会話可能。わたしは後で写真を撮り忘れたことに気づき、再び訪れたときに夏目ハルさんと少しお話しさせていただきました。最初マイクの位置に気づかず、声も小さかったため、名前のやり取りが聴こえてなかったのでしょう。すかさず機転を利かせて、服装からあだ名をつけて下さりました。流石アイドル。密な接客業の基本のキですね。休養からの復帰で少し心配でしたが、元気そう。無理なさらぬことを願います。

話を戻して…受付らしきところに行き、整理券を受け取ります。このときに誰かお一人を選び(わたしは先日ソロ曲を出した鈴木あんずさん)、その時間帯の整理券をもらい、所定の時間の頃にまた訪れ、握手会という流れでした。

握手会は受付の奥、すぐそこの仕切られた一角で催されます。中に入ると、スタッフの方に誘導され(とても感じの良い方だった)、イスに座り、アイマスクの目の周りだけバージョンみたいなのを付けた上で、VRゴーグルを装着。使い回すVRゴーグルの衛生対策ですね。その他の対策は見かけませんでしたが、使用者に気を遣って、見えない所でその都度アルコールで拭いたりしていると願いたい。潔癖症の方は、ここがネックになるかもしれません。もしどうしてもというなら、除菌シート持参もアリかと思います。

で、バーチャル握手とはなにかというと、簡単な動きを反映するリモコン的なものを右手に握り、バーチャル右手で握手をするというものです。実際には握手そのものより、一対一で直接会話出来ることがメインでしょうか。わたしのときは10分間の同じ時間帯に2人いたので、1人5分だったのかしら。時間が来たらさよならをして、アンケート用紙に記入しておしまい。

 

さて、本題です。ライト層のわたしが実際行ってみて、どうだったか?

まず不安だったのは、行きづらい雰囲気じゃないかな、という点。そもそもアイドルの握手会なんて行こうと思ったこともないので、ファン同士の交流とか賑やかになさってたら、厳しいなーと…。

これは大丈夫でした。上記の通り待機時間が皆無に等しいため、居づらさを感じる暇もありません。サッと行ってサッと帰るのも可能です。ファン同士の交流も、傍目には分かりませんでした。

次に不安だったのは、怖くないかな?グッズをしつこく押し売りされたりしないかな?という点。めちゃくちゃ失礼ですみません。とんと無知なもので、アイドル握手会へのイメージってそんなものでした。

もちろんそんなことはなく(当たり前か)、至ってふつーのイベントでした。わたしは鈴木あんずさんの『シラユキヒメ』を買わせていただきましたが。サインは流石に無理なようです。運が良ければ同封されてるかも、とのこと。

さて逆に、ライト層は握手会で満足感を得られたか?について。

これはYESです。というか普通に考えて、サシで5分〜10分喋れるってとんでもないサービス。しかも無料…。皆さん、ご自身の推しvtuberに置き換えて考えてみてください。いやはや、本当に頭の下がる思いです。

はっきり言って、わたしは「えのぐみ」ではありません。逐一追っているわけでもないし、そもそも、何かの熱心なファンを出来るほどのエネルギーは、たぶんもうない。普段ツイッターなどで交流しておらず、個人として認識されてもいない。けれど、ひっそり応援している。素人目にも、歌や踊りが上達する様を見て「すごいなぁ」と思っている。そういう、ただ単に「応援してます」という気持ちを直接肉声で伝えて、肉声で応えてもらえるというのは、なかなか得難い経験です。だから、ライト層でも満足感があった。個人として認知されたくない方でも、応援する気持ちがあれば一度行ってみて損はないと思います。

 

この記事を読む数百人のうち、一人でも二人でも「じゃあ」となってくれればいいなぁと。大きな声では言えませんが、割と閑古鳥が鳴いてるっぽいので、仕事終わりで飛び込んでも大丈夫だと思います。整理券が全部捌けることはなさそうなので、配布開始時間に急いで着く必要はありません。少しでも興味を持ったメンバーがいるなら、その時間帯までに行けばいいかな、というくらいのもの。

どうでしょうか。画面の向こうの方と直接話せるイベントで、このハードルの低さは破格。出不精で腰の重いわたしが動けたのだから、ハードルは低いどころか埋まってるレベルです。跨げます。平日の昼〜夜というのがネックですが、お時間のある方、ぜひ御一考くださいませ。