「○○助かる」を考える

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スナック菓子感覚で、かるく書きます。

唐突ながら、ふと気になったんです。vtuberの配信でよく見かける、「○○助かる」というあのスパチャ。何がどう助かっているんだろう?と素朴な疑問を抱きながら幾星霜。たぶん、探せばきっと先行研究があると思うのですが、楽しそうなのでつらつら考えていました。

 

第一義的な意味は、おそらくその人にとって何か実用的な使い道があって、それで「助かる」というもの。何がとは言いませんが。といっても、今こういう用途で使う人は稀でしょう。そもそもセクハラですし、本当にその必要性に駆られているなら、わざわざこんな回りくどいコンテンツに求めずとも、幾らでもそのためのコンテンツがある。ヒトのその手のものへの探究心には、ほとほと感心します。

 

じゃあ何が助かるのか。一つには、シンプルなところ「お金を使える」。お金を使うことは、人間のストレス発散手段のなかでもかなり重要な位置を占めます。それなりに効能の一般性がある。精神健康に欠かせない。もちろんアルコール等と同様、中毒的にハマる危険性もありますが、人間として生きるうえで経済活動における消費は不可避。仙人のように暮らすとしても、世界との物々交換は避けられない。況や常人をや、です。また、生産活動への参加はある程度のハードルが存在しますが、消費はそうでもない。そうでもないなりに、適度なコミュニケーションも生じる。そういう意味で、お金を使うこと自体にメリットがある。

 

もう少し突っ込むなら、お金の使い道を肩代わりさせられる、というところに行き着きます。お金というのは、使われてはじめて「あぁ、あって良かったな」となります。基本的に手元を離れてこそ意味をもつ。もちろん、貯金に快感を得る場合には貯めるだけで良いのですが、その場合も貯金用のお金として使われていて、それを改めて別の用途に使いたくはない。あるいは、精神安定上これだけの預金があると安心、という使い道。保険に入るのと似てますね。

使い道を見失った可処分所得はストレスを生む。だから、その使い道をペンディングして他人に任せてしまうことは、一種荷下ろし的な効能を持ちます。自分の好きな/信頼する/見込んでいる誰かに投資する、きっとこのお金に有効な使い道を与えてくれる、という話。なんだか株みたい。芸術家のパトロンなんかも、そんな感じなんでしょうね。いつかこいつの評価される日が来る的な。

 

他にも、投資対象に承認されるため、という使用目的もあるでしょう。アイドルとか、水商売でよく聞きますね。

 

こう考えると、なかなかスパチャというのは奥深い。言ってみれば金銭授受なんですが、理由がなくてもかまわない。いつか政治家に目を付けられてもおかしくない。余談ですけど、麻生太郎さんってすごく配信者向きだと思います。

 

 

…まあしかし、一度もスパチャをしたことがないやつの言うことですから、皆さん眉に唾をつけてゆるーく聞き流しておくんなまし。

おしまい。

コメント所感(転生話)

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お久しぶりです。最近とあることに熱中してブログを控えていたのですが、少し前の記事に頂いたコメントへの返信がやや長くなってしまったので、こちらに移します。

にじにいた頃は好きでも嫌いでもなかったがホロに行ったら嫌悪感が湧き出てきました。おそらく逆でも同じだったでしょう
裏切られたわけでもないのに裏切られたような感覚があります。見た目を変えたらはい別人、とは割り切れないからでしょうね。しかし同じような例でも楠さんに嫌悪感はない。元所属の運営へ嫌悪感の差でしょうか

そうですね…そうなってもおかしくはない、と個人的には思います。

そもそもの話、既にあるガワを捨てて転生するというのは、キャラクターを創った分の労力が無駄になるわけで、よほどの理由でもない限り「この人はそういうものを蔑ろにする人なのかな」と思われても仕方ない。Vtuber云々以前に、人として不信感をもたれるし、社会一般の感覚なら「もうあそことは取引しません」となる。昔やる夫スレをよく見ていたのですが、あの界隈でも、たとえば何かのAAの作成を頼むとき、複数のスレで同じ依頼をしてはいけない。当たり前ですけど、どちらかは無駄骨になる。初心者は「頼んだら出来上がってるもの」と勘違いしやすいのですが、単なる善意のボランティアですから。ネチケットというか、普通のマナー。

2D体はローコストなので多産多死の運営方針で構わない、みたいな意見もごく稀に見受けられますが、そんなことはない。2D体だって、誰かの仕事の上に成り立っています。自分が創った立場だったら、ものすごくガックリくるだろうなぁと。夜桜たまさんの3Dモデルも非常にクオリティが高いので、いまだに時々「もったいないなぁ…」と思ったりします。業界トップクラスの技術者が、相応の時間と労力をかけて出来たものなのに、一生お蔵入りは悲しすぎる。

ただ、あちらは一応死なない努力というか、出来ればあのままでやっていきたかった(けど結果的に辞めざるを得なくなった)んだろうな、という風に見えるので、そこの違いでしょうかね。

お二方に限らず、転生一般に言えるのは「もとのキャラクターに不義理を働いたかどうか」が大事、ということです。個人の感情に任せてポイしてしまったのか、多くの人から見て納得のいく周囲の事情で離れざるを得なかったのか。


こういう業界ですけれど、長い目で見れば最低限の社会性は必要だし、最終的にそういうのも自分へ返ってくるんだろうな…と思いながら、まったり眺めている今日この頃でした。

 

こうやって、コメントへの返信が長くなったりしたら、都度更新するかもしれません。以前にも申しましたが、基本このブログは、なくて済むならそれに越したことはない、という立ち位置なので。

この界隈が出来上がってからだいぶ経ちました。おそらく多くの方が、ある程度落ち着いて自分なりに物事を見つめられるような環境に、少しずつなってきたかなと。ブログ自体は別に忘れてるわけでもないので、ご自由になすって下さい。

それではまた。

羽柴ってイケボだよね(追記あり)

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最近見たもののリンクをペタペタする記事。

早速掲題の件ですが、羽柴さんってイケボですよね。ネタに振ったガワなので、あんまりそういう目線で見られてないけれど。声だけなら夕陽リリとか、そういうタイプ。メス堕ちしそう。

まあ、敢えてのキャラづけなんでしょうね。中性的なイケボ系なんて、既に山ほど野に放たれていますし。今からそこに乗り込むのは得策じゃない。

かなりハイソな家の出のようで、774inc内なら独走状態だった周防さんを抜いて、ボンボンレーストップに躍り出るかもしれません。まだ若干、半信半疑なところはありますが。「敷地に電柱がある」「みんな料理を習うので魚は捌けて当然」「家政婦がいる」「たぶん山も持っている」「食べたことのあるハンバーガーはモス」「狆を飼っている」「ゲームは1日1時間」な家庭に生まれ育って、どうして配信者になろうと思ったのか。モスのくだりはギルティです。あれはちょっと贅沢したいときに食べるもの。

そしてこちら。素晴らしい高低差ですね。

この人の身の上話は、相変わらず重い。心に来ますね。高低差でなおさら重い。母親との仲の良さが、せめてもの救いか。

なんだかんだでやっぱり面白かった。この組み合わせを極力抑えてきたのは、いざというときに取って置きたかったから…だと思っています。擦られ過ぎて消費し尽くしちゃったら、他に打つ手がなくなる。そういう意味で、運営も箱としての危機感をもって動いている感じはします。実はこの枠、周防さんにとっておそらく初めてだと思うのですが、シスプリとがっつり裏被りしてます。収録放送なのでたいしたあれではないけれど。忙しい者同士、なんとかとれた時間帯がそこだったんでしょうね。

(追記:個人的に一番面白かったところを書き忘れていました。中盤でイケボ云々の話になって、因幡さんから周防さんに「イケボ好き?」と尋ねられたときの、あの沈黙。完全に思考がショートしてましたね。未来永劫お手本にしたいほどの放送事故でした。)

危機感といえば、歌リレー企画ありましたね。

前回より『Os-宇宙人』、上手くなっている気がする。

歌といえば。良い仕事してらっしゃいますね。年始の占いも、あながち間違ってないかも。

こちらは、どう展開するでしょうか。周防不知火も、最初はちょっと難しかったんですよね。周防さんがそれなりの地位を確立していたこともあって、以前のような関係にスッとは入れなかった。その後ホロライブの天下が来てくれたので、比較的ラフな関係に戻れた感はあります。翻ってこちらは、夜空メルさんのほうがだいぶ格上になってしまうので、ここからどう段階を踏めるか。ホロライブに所属している時点で天下人みたいなものですからねぇ。上手くいくことを祈ります。

おしまい。

ゴールデンチョコ競合しろ!

(2121字)

先日の774incドラフト、なかなか斬新でしたね。抽選でもなく、ウェーバーでもなく、被ってもいい。個人的にはエンタメとしてのドラフトの面白さって、くじ引きにあると思うのですが。駆け引きやブラフも込みで。あと、答え合わせも面白い。最近、野球太郎のドラフト直前号を中古で買い集めて読んでます。大卒・社卒選手の高校時代の評価を見て、へぇーってなったり。

それはともかく、エンタメと割り切るなら毎巡くじ引きでも良かったなぁ…とか色々考えるうちに、仮想ドラフトのシミュレーションを始めちゃいまして。長いこと篭りっきりのせいで、虚しい一人遊びも遂にここまで来てしまった。…そろそろ末期?

 

  • 家族

まずは、実際の企画のアレンジ。

基本ルールとしては、ウェーバーなしで、被った場合毎回くじ引き。代表者はもちろん確定でそのチームの在籍者となり、全員出るまで行う。4巡しますね。不人気が生まれるのを恐れたのかもしれませんが、その程度でどうにかなるならそれまでです。というか、チームによって編成の方向性が変わってくるし、極端には偏らない。4巡目の最後はななしが余り物役になるシステムなので、まあ致命傷は負わないでしょう。ななしを自発的に指名するのは不可とします。

 

実際の企画通り、ドラフト参加は宗谷家・島村家・花奏家・獅子王家と仮定。

この家族ドラフトのポイントは、やはり核となる父母を揃えられるかどうかですね。揃わない場合も、母子家庭や父子家庭という落とし所はちゃんとありますが、目標はあったほうが良い。くじを外した場合の柔軟な対応も重要です。それらを踏まえた上でキーパーソンを挙げます。

まず、圧倒的な団地妻キャラを確立している柚原いづみ。母役候補筆頭ですね。最悪父がいなくても、未亡人やバツイチで通ります。一方、母役以外の適性は未確認で、くじで事故ったときの軌道修正に一抹の不安。

次に西園寺メアリ。こちらも十人中十人が奥さんキャラを連想する、母役筆頭。柚原さん同様、未亡人やバツイチでも全く問題ないため、最悪父を引けなくてもなんとかなる点が高評価。

最後に鍵となるのは、風見くく・堰代ミコ両氏。この二人はユーティリティ性が高く評価されました。予定通りにいかない当ドラフトでは、このタイプは貴重ですね。

 

さて。それでは、ルーレットアプリも活用した上での仮想ドラフトの結果をお知らせします。

 

〜宗谷家〜

西園寺(単独):母

堰代(単独):父

灰原(単独):子

羽柴(抽選○):ストーカー

宗谷(本人):子

・短評

競合必至の人材を単独指名したのは幸運。最後に抽選を恐れて逆にくじ引きとなりましたが、ほぼ完璧な指名でした。

 

〜島村家〜

柚原(抽選×)→風見:父

因幡(抽選×)→虎城:子

日ノ隈(単独):子

鴨見(単独):母

島村(本人):子

・短評

二度の抽選外しに見舞われながらも、なんとかまとめた。当初は虎城さんを母にする予定だったが、謎に気に入っている鴨見さん(たぶんカッコいい人と捉えている)を急遽母に抜擢。家庭崩壊待ったなし。

 

〜花奏家〜

柚原(抽選○):母

季咲(単独):子

杏戸(抽選○):子

龍ヶ崎(単独):父

花奏(本人):子

・短評

こちらは二度の抽選を引き当てた豪運。2人目で季咲さんの指名に踏み切ったのは、子供役を重視した独自路線なのか、はたまた単なる贔屓指名か。意外にも4巡目で龍ヶ崎さんを獲得し、これ幸いと父役に抜擢。父性より女たらし属性の強さで指名が遅れたと見られる。ほとんど家にいない父と、父の代わりをする長女花奏の姿が目に浮かぶ。

 

獅子王家〜

周防(単独):父

因幡(抽選○):母

杏戸(抽選×)→白宮:子

羽柴(抽選×)→ななし:継子

獅子王(本人):子

・短評

結果的に一番手堅い組み合わせが出来上がった。特に言うことなし。

 

ミスドドラフトは鉄板ですね。一応レギュラー商品のみで考えています。麺類は微妙なライン。パイやトーストなら、おかず系も入り得る。

普通に考えればポンデリングは競合必至ですが、774incでやるなら女子の集まりなので、難しいところ。OF(オールドファッション)ハニーやハニーディップハニーチュロといった「ハニーシリーズ」や、天使ネタのエンゼルフレンチ・エンゼルクリーム、シュガーつながりのシュガーレイズドなど、下手に関係ありそうなネーミングによってつまらないドラフトになる可能性も高い。

調べたら意外とゴールデンチョコレートの人気が高くてびっくり。個人的には好きです。

 

こちらの方が現実的か。既出情報は花奏さんのチョコミントくらいなので、まだ駆け引きの余地がある。ラブポーションサーティワンが競合必至と睨んでいます。個人的にも、ラズベリーは強い。

鴨見さんが参戦する場合は、責任を持って大納言小豆を引き取ってくれるでしょう。

おしまい。

雑記集(膜に栄養がある)

(1068字)

いや、ね。どっか聞き覚えがあるなぁと。

織田信姫が「すごくお世話になった」というスタジオ、ライブカートゥーン。何で見たのか思い出せなくて、気になって調べたら、あれですね。キズナアイ運営とゴタゴタがあったところ。初期から携わっていたのに、人気が出て「お金を払うのが惜しくなった」とかで契約打ち切りになって、一部の技術はそのまま流用みたいな話。去年の夏ということは、分人化して、チャイナアイが生まれて、愛人が起用されて…のあたり。なるほどねぇ。

キズナアイも漸く、内部から反旗を翻すターンが来たように思います。分社を作って、upd8を(少なくとも形としては)脱退して、春日望に役職を与えて。最初に「のんちゃんねるっ」の動画をおすすめ欄で見かけたときは、一体誰かと思いましたけどね。数日で数万再生だから十中八九有名人だろうけど、「のんちゃん」なんてあだ名の有名人、フット岩尾しか知らないもので。声を聴いて「あーなるほど!」。まだ、キズナアイ側で動きがあったとは気づいておりませんでした。

今のところ、明確な行動はチャイナアイを切り離したくらいで、何をどうしたいのか五里霧中の感あり。しばらく様子見ですかね。

ちなみに信姫の引退配信では唯一、ンヌグムのところで感動しました。

不思議とエモーショナル。普段なら、ただのホラーのはずなのに。

 

  • はねるのまんま

最後の30分が本番ですね。こういうサシのしゃべりで「あー面白い」って思えたの久しぶり。

この前の、たまきめあが新人ネタであにまーれメンバーを呼び出す回、覚えてます?あのときホスト側は、因幡さんを台本無しで飛び込ませた。あれを今度は、因幡さんから杏戸さんにしてやった。要は能力を買っているって話です。ちゃんと頭も回って、口も動いて、渡りながら橋を建設できるような能力。相当カロリーもってかれるでしょうけどね。あえて文句をつけるなら、杏戸さんのほうが若干、早口過ぎたかなというくらい。馬でいう「かかった」感じ。ラグがあるのと、字幕のない生であること、また、最後の方に聞こえづらい時間帯があったこと。それらを考えると、ゆったり目でちょうどいいという個人的な見解です。

 

今日の結論。

牛乳や豆乳の上に張る膜って、一番栄養詰まってるんだよね。

おしまい。

佃煮のりお(CV:佃煮のりお)の解釈不一致感

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前から不思議なんですよね。

犬山たまきから発せられる佃煮のりおの声は、すごくしっくり来るのに、佃煮のりおから発せられる佃煮のりおの声は、何度遭遇しても「どっかで別の人が声当ててるんちゃう?」と違和感を覚える。これが解釈違いというやつなのか。本来の、然るべき正しい(?)キャスティングのはずなのに。

もしかしたら単純に、犬山たまきを先に知ったから、そう感じるのかもしれません。また当然のことながら、メディア展開されるレベルのプロの漫画家が、自分で自分のために作ったキャラクター。そりゃあ、しっくり来るでしょう。

にしても、です。ここまで長いこと、他人の外見と声が自分の中で一致してくれないとは。安田大サーカスのクロちゃんでも、こうはならなかった。人生経験の浅さ故なのか、ある程度一般的に共有し得る感覚なのか。

後者なら、これも相手の策略…ということかもしれません。

 

 

で、それは措いといて。

今日の議題は「花奏かのんの所在」です。所在というか、世界線

場所の話をするとき、必ず接頭辞「バーチャル」をつけることに、ずっとモヤモヤしていました。

一体何がそんな引っかかるんだろう?と自問自答。大した結論には至りませんが、暫しお付き合い下さい。

 

接頭辞「バーチャル」の経緯については以前も述べましたね。一番初期のVTuberには必要なかった、というか縛りのあった言葉です。リアルから独立した世界観なら、そこの住人にとってはその世界が「リアル」です。一般的な現実世界を基準にして、わざわざ「バーチャル」とする必要もない。唯一無制限だった「バーチャルYouTuber」という言い方は、YouTubeを介して現実世界と繋がり、現実世界のYouTuberを念頭に置いていたからこそ、です。

その後、世知辛いリアルの垣間見える個人勢の台頭により、設定を建前と理解しながら「それはそれとして」楽しむ土壌が出来つつあった。そこへ、生配信主体のVtuberが大量投入され、そのなかに紛れ込んでいたエポックメイキングな才能が時代の寵児となり、世界は一変しました。

このとき同時に、とても社交的な方が積極的に同性同僚との交流を深め、その仲睦まじさ自体が一つのコンテンツと化していった。そして、接頭辞「バーチャル」は新たな役割を与えられます。

このとき彼女たちは、それぞれ全く趣の異なる世界観を割り当てられていました。非現実的なものから、ほぼ現実そのものまで。しかし、その全く交わりようのない者同士で直接的な交流をする様を、説明せねばならない。そこで接頭辞「バーチャル」が魔法の言葉として、次なる人生を歩み始めました。それさえ付ければ色んな面倒にかたがつく。ほとんど免罪符です。そんなわけで、この時期を生きたVtuberは接頭辞「バーチャル」に多大な信頼を寄せています。

 

で、ようやく花奏かのんの話。この方の接頭辞「バーチャル」がなぜ引っかかるのかというと、一つは「何にでもつけすぎ」なのと、もう一つは「ブイアパに加入した」から、というふうに考えています。

たとえば、サカナクションの山口一郎さんに出会えやしないかと「バーチャル下北沢」をぶらぶらしたという話。山口さんは「バーチャル下北沢」には(多分)いません。いるなら下北沢です。

とはいえ、個人勢のときはそこまで引っかからなかった。変わったのは、ブイアパに加入し、その住人とも直に交流をもつようになったこと。以前も音楽系Vtuberとの直の絡みはありましたが、配信の主なネタにはならなかったため、影響は無いに等しかったと見ています。

そもそも774inc.の設定は、あくまで現実の北区赤羽にいることになっています。実際のところ、北区赤羽を隅から隅まで探しても、あにまーれやハニストやブイアパは見つからないでしょう。でもどれだけ念入りに調べたとて、絶対とは言い切れない。悪魔の証明であって、「きっと見落としたんでしょう」と言われればそれまでです。というか、部外者が認知できる仕様なのかも不明。

だから、これにわざわざバーチャルをつける必要はない。あくまで所在地は現実の北区赤羽であって、もし「バーチャル北区赤羽」にいるのなら、それは別の場所になります。それじゃあ一体どうやって、ブイアパの住人と直接交流出来たのだろう?奇跡的な確率で、会う約束をするたびに二つの似た世界が交錯していたのだろうか?…疑念は尽きません。

鴨見カモミも既存→ブイアパ加入で、かなり似たシチュエーションではあります。が、当初から現実世界は認識しており、ブイアパ加入後も「白紙の海⇄ブイアパ⇄現実世界」という「その世界なりの理屈」をつけてはいる。住人と直接交流する機会も(幸か不幸か)ありませんし。まあ、「バーチャル」の代わりに「オーラ」を酷使連投しますけどね。オーラオーラ雨オーラ。なんなら雨が降ってもオーラ。個人的には笑えるので好きです。朝礼の時間に、校長先生の口癖をカウントするみたいな面白さがある。鴨見さんの笑える面白さについては、「サブアカでいいね」や「カモミもカモミとお絵描きしたい」など話が多岐に渡るため、また別途スペースを設けましょう。

 

長くなりましたが、花奏さんは現実世界にいることを否定する必要もないし、他の774inc.勢との食い違いも生じるので、むしろ否定しないほうが筋が通るのではなかろうか。そういうことを、言いたかったわけであります。最後に、最近1番当たりだと思った配信のリンクを貼って、校長先生のおはなしを終わりにしたいと思います。

まえーならえ!気をつけ!れい!やすめ。

テレワーク集団「暁」再評価路線

(2425字)

タイトルは適当で、中身は雑記集です。

 

こういう、何かありそうな方が来るのは久しぶりですね。良し悪しは別として、起爆剤になることを期待されているのでしょう。そっち方面に疎いのでよく分かっていませんが。お金のことも含めて、ルサンチマンの塊みたいな感じもします。

一つ不思議なのは、どうして774inc.を選んだのだろう?ということ。周防さん以外のVtuberを受け入れ難く、そうなったのか、単に他と縁がなかったのか。初期のにじさんじからデビュー、というのが一番正解のような気もする。

一山当てるには、あまり向いていないんですよね。どちらかというと食いっぱぐれないための箱で、一攫千金の箱ではない。まあ、この手のタイプは大金を手にするとつまらなくなるので、結果オーライかもしれません。なんとなく宝鐘さんを思い出します。

シュガリリの他メンバーとも、だいぶ住む世界の違う感じ。似た境遇のほうが少数派でしょうけど。

個人的なここまでの印象だと、龍ヶ崎さんはもともと認知していた上で興味がなかったので、特に変化なし。頑張ってらっしゃるなぁ、とは思うのですが。虎城さんは、たぶん想定する顧客層に入っていない。キレイ目なら物述有栖、汚い系なら家長むぎ、例えが古くて恐縮ですが、そのあたりを好む人向け。

獅子王さんは、今のところ雑談の面白さが抜けている。ダンチです。段違い平行棒くらいダンチ。少数派な人生を送ってきたゆえの切り売り的な面白さなので、そのネタがどこまで続くか、尽きるまでに次の武器を見つけられるか…という感じ。Vtuberへのルサンチマンの割に(あるいはだからこそ?)、前口上とか一人称をしっかりやっている。

前口上はイントネーションもカッチリ決まっています。宝鐘さんもそうですね。ちなみにモノマネではスルーされがちですが、「宝鐘マリンです〜」の「す〜」の部分は、鼻から若干抜く感じの発声となっております。

 

  • 養殖物ではない天然幼女

若いっていいですよね。大人になると、色鉛筆セットでこうまで喜ぶっていうのは、なかなか出来ない。大抵の欲しいものは、手に入れる術を知ってしまいますから。

若さって眩しいですね。

 

  • 小話「心理学の講義」

大学時代、1〜2年の頃ですね。その大学は最初入ると、括りとしては前期教養学部という所属になって、まあ色々なジャンルの講義が受けられますと。で、比較的緩めの縛りで、規定数の単位まで集めればOKという、そういう仕組みだったんですね。

そのなかで1つ、心理学の講義がありまして。まあ医学とか言語学とか数学とか、そういうのと比べたらとっつきやすいというのもあって、受講する人が沢山いる。それにさっき言ったような仕組みなので、楽して単位取れそうな講義は当然集まりやすい。その講義は出席と試験で、出席はバーっと配られる小さい紙に名前と感想を書いて、各々帰り際に出していけばよかったんですね。友達と一緒に乗り込めば、1人で何人分かは出席の紙を出せるので、それも相まって人が多かった。

当然わたしは友達がいないので、普通に受けて、たまに飽きたらドアからすっと抜けたりとか、逆に気分転換できたらまた戻ったり、そんな感じでした。教室は教壇が一番低くて、段々に席が並ぶ形で、右の後ろのほうによく座っておりました。ドアが近いんですよ。あと、日差しが入りやすい場所で、ウトウトするのに最適だった。

そんな感じでしたけど、唯一記憶にハッキリ残っている回があったんです。なんの回かというと、先生の知り合いの二丁目の人が来てしゃべる回。別に先生はそっち系じゃないんですけどね。どういうツテなのか未だに不思議。なんで呼んだかっていうと、まあ要は知らない世界を知るのも大事だよね、みたいな話。緩いと言われてるだけある。で、前半はその方が色々タメになる話をしてくれて、後半は挙手制で好きに質問タイムとしましょうと。

そんなこんなで最初はその人の、二丁目に至るまでとか、二丁目ってどんな感じなの?とか、そういう話を拝聴しまして。さあ、お待ちかねの質問タイム。

で、色々質問されてたんですけど、一個強烈に覚えているのは、左の真ん中あたり、あっちの方に陣取っていた…ウェーイ系かなぁ。男の子何人か、たぶん友達同士で来てたんでしょうね。そのなかの1人が手を挙げて質問して。曰く「自分はよくそっち系の人に好かれるんですけど、実際どうですか?このメンツで誰が好みですか?」みたいな質問。

これにどう返すのかなーと思ったら、その方はね。「よくそういう、ゲイの人に好かれるみたいに自惚れてる人居ますけど、実際は思ってるほどモテてないです。なんかゲイは好きのハードルが低いみたいに思われがちですけど、別に皆さんと変わりませんから。おんなじです。あと、たまにゲイだからってシモの話もオッケーと勘違いしてる人もいますけど、それも皆さんと同じです。初対面の人に『好きな体位はなんですか』とか聞きますか?聞かないでしょ?」とのこと。

当たり前のことですけど再確認の意味で勉強になったし、ちょっとザマーミロみたいな…ね?友達いないもんですから、予想外の方向に転がって面食らってるウェーイ系に、溜飲が下がる思いでした。これが、唯一記憶に残っている心理学の講義。

 

で、オチはその心理学の単位落としたって話なんですけどね。当たり前ですよ、ゲイの人が来た回しか覚えてないんだから。しかも友達いないから、欠席したら絶対出席点入らないし。

皆さんは大学でちゃんと友達作りましょうね。おしまい。

 

 

 

…どうでしょうか。

オチつけるために落単にしましたけど、実際は可とか、そんなもんです。緩いって評判の講義でしたからね。可じゃあ、落ちませんよ。ほとんどの場合、現実は小説より無味乾燥です。

ほんとにおしまい。