コメント所感(転生話)

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お久しぶりです。最近とあることに熱中してブログを控えていたのですが、少し前の記事に頂いたコメントへの返信がやや長くなってしまったので、こちらに移します。

にじにいた頃は好きでも嫌いでもなかったがホロに行ったら嫌悪感が湧き出てきました。おそらく逆でも同じだったでしょう
裏切られたわけでもないのに裏切られたような感覚があります。見た目を変えたらはい別人、とは割り切れないからでしょうね。しかし同じような例でも楠さんに嫌悪感はない。元所属の運営へ嫌悪感の差でしょうか

そうですね…そうなってもおかしくはない、と個人的には思います。

そもそもの話、既にあるガワを捨てて転生するというのは、キャラクターを創った分の労力が無駄になるわけで、よほどの理由でもない限り「この人はそういうものを蔑ろにする人なのかな」と思われても仕方ない。Vtuber云々以前に、人として不信感をもたれるし、社会一般の感覚なら「もうあそことは取引しません」となる。昔やる夫スレをよく見ていたのですが、あの界隈でも、たとえば何かのAAの作成を頼むとき、複数のスレで同じ依頼をしてはいけない。当たり前ですけど、どちらかは無駄骨になる。初心者は「頼んだら出来上がってるもの」と勘違いしやすいのですが、単なる善意のボランティアですから。ネチケットというか、普通のマナー。

2D体はローコストなので多産多死の運営方針で構わない、みたいな意見もごく稀に見受けられますが、そんなことはない。2D体だって、誰かの仕事の上に成り立っています。自分が創った立場だったら、ものすごくガックリくるだろうなぁと。夜桜たまさんの3Dモデルも非常にクオリティが高いので、いまだに時々「もったいないなぁ…」と思ったりします。業界トップクラスの技術者が、相応の時間と労力をかけて出来たものなのに、一生お蔵入りは悲しすぎる。

ただ、あちらは一応死なない努力というか、出来ればあのままでやっていきたかった(けど結果的に辞めざるを得なくなった)んだろうな、という風に見えるので、そこの違いでしょうかね。

お二方に限らず、転生一般に言えるのは「もとのキャラクターに不義理を働いたかどうか」が大事、ということです。個人の感情に任せてポイしてしまったのか、多くの人から見て納得のいく周囲の事情で離れざるを得なかったのか。


こういう業界ですけれど、長い目で見れば最低限の社会性は必要だし、最終的にそういうのも自分へ返ってくるんだろうな…と思いながら、まったり眺めている今日この頃でした。

 

こうやって、コメントへの返信が長くなったりしたら、都度更新するかもしれません。以前にも申しましたが、基本このブログは、なくて済むならそれに越したことはない、という立ち位置なので。

この界隈が出来上がってからだいぶ経ちました。おそらく多くの方が、ある程度落ち着いて自分なりに物事を見つめられるような環境に、少しずつなってきたかなと。ブログ自体は別に忘れてるわけでもないので、ご自由になすって下さい。

それではまた。