いまひとたび、現世に

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情報、ありがとうございます。ラグビーに現を抜かしていて、全く気付いておりませんでした。現に蘇ったわけですね。

いやーしかしこれは…嵐の予感がします。

 

以前にも何度か書いたのですが、多少思い直す部分もあるので、改めて確認します。

(これ、タイトルがあんまりにも、ですね。今ならハッキリとその名前を書くことはないでしょう。まあ、駆け出しで注意を引くためには仕方なかったのか…)

 

まず、彼女がいつか戻ってくるであろうという予測(というか期待)は、引退当初ほど強くありませんでした。スカウトの経緯も込みで考えると、戻ってくるならブイアパしかないと思っていたから。しかし、引退経緯を振り返ると、今思えばほぼ喧嘩別れ。元の鞘には到底収まらない。

これに関しては、どちらが悪いとも思いません。リーダーの人と反りが合わなかったというのが一番簡単な説明でしょうが、そもそも彼女の人間性にも問題点がちらほら見受けられる。初期には先に決まっていた予定をすっぽかしたりもしましたし、仲違いの発端になった(と思しき)「カスタム出会い厨」に関しても、ダブルスタンダードで理屈が通じない。もちろん、配信内では配信者がルールですから、理屈を通す必要はありませんが、当人がダブルスタンダードを自覚していたかどうか。まあ、わたしは配信者に人間性など求めていないので、人様に迷惑をかけないでいてくれればそれで良いと思っています。

ただ逆に、この手の仕事に一度就いたら最後、どうなっても戻って来ざるを得ない「魔力」があることも事実です。特にvtuberは、これまでの配信業とは視聴者数の桁が一つ二つ違ってくる。稼ぎ方も確立されつつある。面倒もあるとはいえ、それはどんな仕事も似たり寄ったり。ゲーム好きにとってはこれ以上ない立場なのです。一度経験してしまったら、その快感から逃れることはできない。

 

少し前にカラオケ配信をしたのは、予兆だったかもしれません。なにより、泉彩を味方につけているのが大きかった。個人的には、以前のガワのほうが好きですけどね。

 

もう一つ、なぜ復帰の可能性を考えなくなったかというと、あにまーれ始め774メンバーとの関係がかなり面倒になってくるからです。先ほど申したような喧嘩別れ…もっと言うと、ライバル店の勢いを見て、グループとしての連携を取って活動すべきと考える者がおり、そちらが多数派となった結果、グループの方針に沿わない彼女は引退したように見受けられます。邪推すれば、ウマの合わない人同士の派閥争いに敗れた(特にグリーンの判断が決め手になったのでは?)とも取れる。まあ、これは穿った見方です。所詮ただの憶測。根拠などありません。

 

ただ、フォロー欄を見てお分かりの通り、774メンバーとは現状絡む予定は無さそうです。にじさんじやホロライブのゲーマー中心。嵐の予感と言ったのはこれです。

居ないままなら、居ないものとしてグループも一つにまとまりますが、こういう形で現れるとなると、かなり危険。

杏戸さんあたりは叶さん経由でコラボしても不思議じゃないですし、喧嘩別れとも直接関係がないので、不安はあまりありません。

しかし、あにまーれメンバーはどうでしょうかね。絡みたいという人が出てきたら、どうなるのか。彼女は全てを拒絶するのか。それとも全くの初対面として、一から関係を構築するのか。その場合、どこまでは関係を築き、どこからは関係を築かないのか。逆にあにまーれ側がグループ崩壊を恐れて、メンバーに「絡むな」とお達しを出す可能性もゼロとは言えない。

そもそも、この現よみという人格は、稲荷くろむと関係あるテイ(いわゆる転生)なのか、全くもって無関係というスタンスで行くのか。そこが重要になってきます。

 

何がどうとかは分かりませんけど…不穏です。一波乱あるかもしれない。

まあ、そういうトラブルメーカーなところも含めて、実に配信者向きの人材だと思っています。

 

ただ、今後上手く活動していけるかどうかは分かりません。以前も終盤はあまり魅力を感じず、ただゲームコラボするvtuberでした。笹木咲ほどでなくとも復活ブーストはあるでしょうが、配信者としてどれだけの引き出しをもってるかは不透明です。

個人的には、初期の野良スクワッドがメインコンテンツになれば、かなり興味は湧きますね。あれがなければあにまーれに興味を持つことも、そこからハニストに興味を持つこともなかった。

あとは、あるか分かりませんが、兼ねてからの夢物語だった杏戸さんとの共闘。

 

いずれにしろ、備えあれば憂いなし。ただの低気圧か大型台風かは分かりませんが、心構えだけは忘れずに。

それではまた。

チキチキ!勝手にRADのベース(E)曲選手権!

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はい。

遅ればせながら、花奏かのんさんブイアパ参加を記念した箸休め記事です。

RADWIMPS『ギミギミック』の弾いて&歌ってみた動画を手土産にお引越し。

というわけで、RAD(+味噌汁's)の曲から特にベースがカッコいいものを選んでランキング。脳内「街の人の声」を参考に作られました。純度100%で、個人の独断と偏見です。異論の余地しかありません。それでは参りましょう。

 

第9位 前前前世

・この曲でRADファンになりました!RADサイコー!(匿名希望Aさんより)

というわけで、第9位は『前前前世』。RADの知名度を鬼のように引き上げた一曲が選ばれましたね。順位が半端なのはすみません、5曲に絞るつもりが絞り切れませんでした。

既存ファンは複雑な感情で聴いたことと思いますが、良い曲であるのは間違いありません。

MVを見てわかる通り、ギターを弾く3人の一体感あるグループバンドという面が強調されています。ここからRADに入った人は、ドラムのいない3人バンドと勘違いしそうです。

ドラムの山口さんはフォーカル・ジストニアという病気で無期限休養中。ピアニストとかドラマーとかがなる神経疾患で、演奏しようとしても、思うように身体が動かない。辛い病です。

MVでの転換点は『記号として』ですね。

登場はしていませんが、ドラムは山口さんが担当。ドラムセットだけが置かれています。その存在感たるや。曲名は『記号として』。山口さんの記号、象徴としてのドラムセット。居ないけど、居る。居るけど、居ない。これからも。まあ、そんなところでしょうか。

おっと、話が逸れました。『記号として』のベースも良いんですけど、『前前前世』ですね。

ざっくりとした話ですが、山口さんが抜けて以降、ベースの果たすべきリズム隊の役割は大きくなったように思われます。その意味で、ベースが自由に動き回れるのはそれ以前の曲に多いのでは。もちろん、今ツインドラムに入っているドラマーの方もプロ中のプロですので、別に技術的な変化があったとは思いません。どちらかと言えば、心情的なもの、または長年培った音楽性の理解度の違いによるもの。ドラムに無理難題を吹っかけるより、分担するほうが自然な成り行きでしょう。また、ピアノ系の落ち着いた曲も増えました。これもベースはあまり出番がありません。

でも、『前前前世』に関してはどの楽器も見せ場があります。ベースなら、どこもかっこいいんですが、やっぱり2番のAメロですかね。いやーかっこいい。

 

第8位 神様の鼻笑い

・「栄養バランスに困ったら、残りの具材全部味噌汁に入れちゃえ」って土井善晴さんが言ってました。(匿名希望Bさんより)

というわけで、第8位は味噌汁's『神様の鼻笑い』。公式のリンクがないので、ぜひ御自分で確かめてみて下さい。意外に味噌汁'sの曲は、ベースがゴリゴリ主張する曲が少ないように感じました。『B.Q.B』とかも好きなんですけど、今回の趣旨には合致せず。『神様の鼻笑い』が唯一の選出です。割と静かなAメロで、ベースの動きがよく聴こえます。優しい系のかっこよさですね。なんとなくSpitzの『さらさら』を思い出しました。あの寂しい感じ。

 

第7位 ノットビコーズ

・イントロ。(匿名希望Cさんより)

というわけで、第7位は『ノットビコーズ』。2枚目のアルバムから唯一の選出です。3枚目以降が有名ですが、意外と2枚目も良曲揃い。『愛し』『夢見月に何想ふ』などなど。

選出理由については、お聴き頂ければすぐわかるでしょう。ベースがリードして始まります。かっこいい。しっとり系のベースも良いですね。公式リンクがないので、適宜お探し下さい。

 

第6位 グーの音

・グー!(匿名希望Dさんより)

というわけで、第6位は『グーの音』。『オーダーメイド』のカップリング曲ですね。

そして、以前申したように『ヒキコモリロリン』と対になる曲でもあります。

…すると、実質第6位タイ『ヒキコモリロリン』ということになります。こちらは2枚目のアルバムに入っておりますので、先ほどの「唯一」というのは微妙になってきました…。

ともあれ、第6位は『グーの音』です。何回聴いても何やってるのかさっぱり分からない。よく分からないけど、かっこいい。ベースは出ずっぱりじゃないんですが、出てくるたんびにいちいちカッコいい。説明できないので、ぜひお聴きになってはいかがでしょうか(丸投げ)。例によって、公式リンクはございません。ご了承下さい。

 

第5位 寿限夢

・この曲のおかげで偏差値10上がりました!(匿名希望Eさんより)

というわけで、第5位は『寿限夢』。『狭心症』のカップリングですね。『狭心症』も良いんですよねぇ…ベースもかっこいい。ただ、ちょっと長すぎるような。

『寿限夢』は落語の『寿限無』的な歌でして、中学で習う暗記モノを歌詞にしちゃえーというやつです。水兵リーベ僕の船、とかね。今回の企画で聴き返すまではあんまり印象なかったんですが、ベースに注目して聴くと結構面白い。サビに辿り着くまではベースが率先して引っ張って、サビに来たら裏方に回るみたいな感じ。いぶし銀というか、職人的な格好良さがありますね。公式リンクはありませんが、ぜひ一度お試しください。

 

第4位 学芸会

・ぼくは、がくげいかいでは、しょうめいさんをやりました。(匿名希望Fさんより)

というわけで、第4位は『学芸会』。6枚目のアルバム『絶体絶命』収録。『狭心症』も入ってますね。「いとしきからだ、いとしきいのちと読むんだ!」と当時まことしやかに囁かれましたが、どうなんでしょうね、実際のところ。

ともあれ『学芸会』です。個人的に結構好きなんですが、他の人気曲ほどはフィーチャーされていない気がします。

割とスタンダードな感じですけど、所々変わったパーカッションの音がアクセントになってますね。学芸会とかで使いそうな楽器の音?ラテンパーカッション?

そして、とにかくギターがこれでもかってくらいアピールしてます。ギュインギュイン。

しかし、ベースもなかなか捨てがたい。Bメロから入るベースが無茶苦茶カッコいい。すごい動いてる。演奏する人は大変そう…。

ということで第4位に選出。公式リンクはないので、各自現地調達になります。おやつは三百円まで、バナナは含みません。

 

第3位 DADA

・『ダダダダ天使』だよねー、知ってる知ってる。え、違うの?(匿名希望Gさんより)

というわけで第3位は『DADA』。こちらもアルバム『絶体絶命』に収録されています。連続選出ですね。公式リンクはこちら。MV自体の評価も高かった。

今回聴き直すまでずっと「ドラムが主役」の曲だと思ってましたが、ベースの存在感すごいですね。むしろベースが主役か。音が分厚い。

早口言葉みたいな歌詞ですけど、イメージほど難しくはないので、その意味でも良曲。

 

第2位 いいんですか?

・いーんです!(匿名希望J.Kさんより)

というわけで第2位は『いいんですか?』。4枚目のアルバム『おかずのごはん』収録曲ですね。最強アルバム決定戦をすると、たいていこれと5枚目『アルトコロニーの定理』との争いに終着します。公式リンクはこちら。

唐突なメジャー曲。久しぶりに聴いたら、ベースがいいんですよ。前はそんなイメージありませんでした。節耳。

ほんわかした牧歌的な曲なんですが、ベースがきっちり主張して引き締めてます。でも、どこか金管楽器のようでもあり。ホルンとか。それで牧歌的なんですかね。こんなにただひたすら幸せな曲も珍しい。

 

第1位 ハイパーベンチレイション

・すぅーっ………ぷはぁ!(匿名希望Hさんより)

というわけで、映えある第1位は『ハイパーベンチレイション』。『携帯電話』のカップリング曲ですね。『携帯電話』はBUMPの『車輪の唄』に似てるとかで一時話題になりました。

それはともかく、『ハイパーベンチレイション』は以前お話しした通り『おしゃかしゃま』の対になる曲です。『おしゃかしゃま』はアルバム『アルトコロニーの定理』に収録されています。『君の名は』以前なら、RADで1番有名な曲だったかもしれない(対抗馬は『有心論』あたり?)。

どちらも速い。アッパー版が『おしゃかしゃま』、ダウナー版が『ハイパーベンチレイション』といった感じだが、英語歌詞が多い分、後者のほうが歌う際には難解。一部は『バグパイプ』並み。サビの音域も高い。そして、曲としてのクオリティも高い。RAD史上でもナンバーワンを争える一曲です。

そして、ベースがかっこいい。全編にわたってかっこいいけれど、白眉はラスト。いや、本当にかっこいい。ぜひ聴いてみてください。

 

 

結び

気づいたらやたら長くなっていました。他にも色々候補はあったのですが、泣く泣く削らせていただきます。『遠恋』はベースソロありますけど、あくまでその後のギターソロとの掛け合いが主眼なので、今回は選外となりました。お許しを。

結論:だいたいベースはかっこいい。

正真正銘の尊さ

(1474字)

このあいだの「死期を悟った」とき、わたしはエゴサをしておりました。といっても、リアルタイム検索にそれっぽいワードを突っ込むだけです。

もとは、新たなvtuber系ブログの開拓目的の検索でしたが、このブログももう終わりだろうし、久しぶりにエゴサをしてみるか、と思い立ったわけです。

基本的にツイッターで話題にされる類のものではないので、数ヶ月に一回調べればポツン、ポツンと見つかるくらい。それで十分です。

こう言っては何ですが、このブログの読者は孤独にならざるを得ません。共有しようにも、相手がいない。というか、相手を選ぶ。面白いと感じる人もいれば、「なんだこれは」と憤慨する人だっている。色々とリスキーです。

 

そのエゴサをする中で、うっかり足を踏み入れたと思しき方も見かけました。

うーん。なるべくそうならないよう気をつけてはいましたが…やっぱり、ごく稀に辿り着いてしまうケースもあるようですね。

 

何度も言っているように、このブログは「知らないで済むのならその方がずっと幸せ」なブログです。

深みにハマる過程で辿り着いたのなら、一度立ち止まって、冷静に。そこから引き上げるかどうか、改めて考える良い機会になるかもしれません。考えた結果、粛々と深みにハマっていくのもまた一興でしょう。

 

なぜこんな話をまたするのかというとですね。予防線、なんです。葛竜の話への予防線。

 

正直今まで全くと言っていいほど関心のなかったvtuber、葛葉と竜胆尊。それが、ここに来てこれほど魅力的に見えてくるとは思いもしなかった。

葛葉さんに関しては、前世の悪評が先行し過ぎて、興味を持つ機会がありませんでした。竜胆さんは、周防さんとの絡みの中で認識はしておりましたが、いわゆる声がきれいなRP重視型(下ネタには寛容)で、にじさんじに複数いる同カテゴリの1人という認識。

それが、まさかこんなどんでん返しを用意していたとは…。脱帽です。

 

vtuberの文脈ではよく使われる「エモい」という言葉も、今回初めて脳裏をよぎりました。

数年来の仲で、多岐に渡って献身的にサポートしてきたそれを愛と呼ばずして、何と呼ぶのか。

 

この界隈では、同性同士の絡みが比較的好まれる(最近はにじさんじを中心に男女のカップリングも盛んになりつつありますが)。

理由は簡単で、そのほうが実際にくっつく心配が少ないから。性的マイノリティというのは、結局のところ大多数にとってファンタジー。フィクションとして「てぇてぇ」と楽しむにはちょうどいい。よしんば本当にくっついたとしても同性同士なら、一定数いる過激派ファンも「土俵が違う」と諦めてくれるでしょう。配信者の特にvtuberという職業は、実態としてはほとんどアイドル稼業に近い。イメージを保つのに必死です。一部のファンが暴徒化しないよう最新の注意を払う必要がある。

あと、単純にみせつけ回避もあるでしょう。配信者に限らず、公衆の面前でイチャつくとヘイトが溜まるのは古今東西を問いません。

ただし長く深い付き合いが続くほど、それは当事者達の人間的魅力や性的魅力を裏付けます。この理論はブーメランとなって自らの身に刺さるため、あまり使いたくないのですが。

 

そういう意味で今回の件は、もし事実なら歴史的快挙です。プライベートなんてあって無きが如しの配信者が、幸せな家庭を築くための試金石になり得る。vtuberというものが、ライフワークにできるほど真っ当な環境を得られるかどうか、気になりますね。

これからも彼らに幸多からんことを。アーメン。

周防パトラという生きる黒歴史

(1714字)

先日REALITYにて、あにハニ計8名(うち1名欠席)と司会アメリカザリガニ平井氏によるVTuber体力テストが開催されました。各々、楽しまれたことと思います。わたしは寝落ちしたので、残りをアーカイブでザッと確認しました。

見所やらなんやらに関しては、もう言及され尽くしているはずなのでいいでしょう。

一つ興味深かったのは、周防パトラ。

なんというか、久しぶりに

「ああ、わたしは今周防パトラを見ているんだな」

と染み染み感じ入る言動の数々。

この感じ、どこかで経験があるような。周防パトラよりもっと前に…。

はたと気づきました。何かデジャヴだと思ったら、あれだ、ワンピースのルフィに憧れていた黒歴史コピペ。

17歳くらいの頃、ワンピースのルフィに憧れてて、無駄に「おう!」とか「そうだぞ!」みたいな返事してた。
作中での仲間たちの信頼関係に感銘を受けて、
仲の良かった(今思うと一緒にいてくれていただけ)友達が職員室に呼ばれたり、掃除さぼって先生に怒られてたりすると、
「○○のことを悲しませる奴は許さねぇ~!!」みたいなことを叫びながら職員室の中に入っていったり、先生に突っ込んだりした。
説教を終えて戻ってきた友達に「良かったなー!お前!俺は嬉しいぞ!」って言ったり。

気分は敵から大事な仲間を救う船長。
初めは怒られたけど、その内「はいはい、またそれね」みたいな反応をされるようになって、
自分の仲間に対する熱意が伝わらないことが悔しくて号泣したりした。
「俺は弱い…」って呟きながら崩れ落ちたりもした。

大体一年近く続けてたけど、二学期末の成績表に
「友人想いなのは大変結構ですが、落ち着きがありません。少し自分の世界に入り込む様な傾向があります」
って書かれた上に親呼び出されて三者面談。
これまでの行動の一部始終を親に報告され、その夜めちゃくちゃ怒られてやめた。
その後卒業まで影でルフィとかワンピースって呼ばれた。

これの読後感と、今回のような大型コラボ時の周防パトラから受ける感覚が、かなりシンクロした。軽いアハ体験。

記憶にある限りだと、初めてこれを周防氏に感じたのは初回ぱとらじ。例のボイスドラマですね。

そして、ほぼ同時期に投下されたこの動画。

素晴らしい。ゾクゾクする。下手なホラゲよりよっぽどスリリングです。

 

この手の共感性羞恥を刺激するvtuberというのは、意外に少ない。パッと思いつくのは、鈴鹿詩子くらい。あとは、絶妙な歌唱力の歌枠全般か。たいていの人は、人前で醜態を晒すことに抵抗があるため、欠点を自覚すると滅多に表に出してくれません。そういう意味で、かなり貴重な人材といえます。絶滅危惧種への指定も検討されるレベル。

良し悪しの話というよりは、そういう人(or悪魔etc…)だよなぁという話。一般的には、何にしても出来ないより出来る方が良いかもしれませんけどね。人前に出て見られる仕事なら、そつなくこなすだけの常識人の需要、座れる座席、占めるべきパイはごくごく限られたもの。そもそも、まともな神経じゃやっていけない商売です。頭のネジが二〜三本飛んでいて、ちょうどいいくらい。他人様に迷惑をかけない範囲内でネジを抜いておけば、汎用猫型ロボットからドラえもんへクラスチェンジできるかもしれない。

とはいえ、苦手項目があると活動の幅に限界が来るのも事実です。口を開くたび場に緊張感が走るタレントを、大舞台の生放送に起用するかとなると…相当躊躇うのではないでしょうか。

傍から見る分には面白いんですけど、当事者側は気が気じゃないでしょうね。

 

結論。

周防パトラと痛い系コピペには、無限の可能性がある。

他にも親和性の高いコピペを見つけた方がいらっしゃいましたら、ご一報ください。

『Pretender』の話

(2765字)

終わらない閉店セールみたいになってごめんなさいね。でも、書きたいことができてしまったものだから。

 

一度ストックが底をついたのは事実です。先日の月ノ美兎の記事で、ブログを始める前に温めていたネタは終わり。ここから先は、正真正銘の自転車操業です。もちろん、無理に書くつもりもありませんので、書きたいことがなくなればパッタリ止まるかもしれない。

それでも構わない方は、もう暫しお付き合い下さると幸いです。

 

今日の話題は、二日前から気になっていたけれど、気づいたのが前回の記事を上げた直後だったため、中1日置かざるを得なかった話。

 

きっかけはこれ。

ちょうど「この曲の歌ってみた(出来れば男性陣の原キーで)聴きたいなぁ」と思っていたところだったんです。ドンピシャ。

 

『Pretender』は映画『コンフィデンスマンJP』のテーマソングですね。しばらく前はCMが流れていたので、聴き覚えのある方も多いのでは。わたしは映画を観て知りました。映画自体も面白かった記憶。ドラマより尺が長い分、やや冗長でしたが。

原曲はこちら。個人的にBメロの入りが好き。

サビでベースが主張するのもいいですね。『宿命』のほうがより顕著か。

あと、前奏や間奏が短いのも個人的には有難い。長いと本体聴く前に飽きちゃうんですよね。EDM系が刺さりにくいのも、多分そのせい。

Official髭男dismというバンド自体は、そんなに興味もありませんでした。名前だけ見たときは、てっきりまたジャニーズの新グループかと思ったくらい。J-POPに疎い身からすると、なんだか急に出てきて、映画のタイアップや甲子園のテーマソングを担当してる怪しいバンド(メディアに好かれてる?)…という感じ。なんとなくSEKAI NO OWARIとかKANA-BOONとかと同じ抽斗に突っ込んで、警戒しつつ放置してました。ファンの方からは「そこ一緒にするなよ」と怒られそうですが。特にKANA-BOONは、露出し切る前に下火になっちゃいましたからね。あれやこれやで。ちょっともったいない。

 

話を『Pretender』に戻すと、最初聴いたとき「けっこういいな」と思ったんです。けど、サビラストの「君は綺麗だ」を聴くとどうしても、お笑いコンビ・レインボーの『みゆきさんとひやまくん』を連想してしまって…。

…。

まあ、そんなわけで少し距離を置いてました。最近漸くちゃんと聴けるようになって、そこに夢追翔の歌ってみた動画も重なったと。

 

名前だけでよく知らなかったのですが、夢追さん、めっちゃ歌上手い。ビックリしました。流石バーチャルシンガーソングライターを自称して、チャンネル名にJUKE BOXと入れるだけあります。一般人の独学の域を超えている。

声はいわゆる歌い手系、あるいはアイドル的人気を博している男性声優系、といったところでしょうか。女性人気の観点からいうと、市場価値はかなり高そう。このタイプの声は、ネットが普及してからグッと評価を増した感がある。

同時公開された緑仙verと聴き比べるのも一興でしょう。声質は緑仙さんのほうが好みですが、サビのハイトーンがやや苦しそう。

細かい技術については、下の動画が参考になるかもしれません。

これを見ながら聴くと、夢追さんは相当丁寧に譜面をさらっている感じの歌い方ですね。技術の及ぶ限り、細かいところまで気を配っているように聴こえる。

もちろん、緑さんも緑さんの魅力があります。個人的には、中の人としての活動のほうが魅力的に思えますけどね。イラストの世界観が好み。むしろ、この武器なしでvtuberのTOP50に食い込んでいることが驚き。ポテンシャルが鬼。一つぐらい才能を分けてほしい。冗談です。

 

ついでになって申し訳ないんですけど、この流れで気づいたことも書き残しておきます。

さっきの歌唱分析シリーズの別動画。

RADの『そっけない』ですね。これを見て、やっと違和感が解消されました。蒼月エリの『そっけない』に対する違和感。本家とけっこう違うんですよね、歌い方が。「なんで違うんだろう」って、ずっと不思議だった。

蒼月エリの『そっけない』を思い出せない方は、すみません、拙作で我慢して下さい。

【自分用】さよなら蒼月エリ【BGM】 - YouTube

コメント欄に有志の時間指定があります。当然収益化なんてされてないので、これを見たところでわたしが得をすることはありません。

で、蒼月エリの『そっけない』ですが。

分かりやすいところだと、1番のサビ前(「なる以外には」)の入りが早い、2番(「なのに君はさ」)と同じになってます。これは単なる勘違いでしょうけどね。他だと、1番サビの「(暇じゃ)ないんだ」「(わから)ないんだ」の部分なんてどうでしょうか。「ないん」の重い軽いが違っていて、なかなか興味深い。

もちろん、本人すら毎回CD音源のように歌うわけがないので、違うから良いとか悪いとかいう話ではありません。単純に、ひたすらMVを聴いて覚えるしかない一般人からすると、不思議でしょうがなかった、という話。それが、先ほどの動画で一部合点が行った。

時系列からいって上記の分析動画を見たということはあり得ませんが、そういう別の誰かや何か(ボイストレーナーやギター講師など)を介して覚えたのかな、と。

分かっている人には当たり前の話だったかもしれません。

 

色々言いましたけど、要するに皆さん歌が上手いってことです。髭男の藤原さんも(別格)。あれで駆け出しの頃はサラリーマンと掛け持ちしてたっていうから驚き。

でも、わたしにとってカイゼル髭のバンドといえば、これまでもこれからも味噌汁'sです。

うきうきふわふわした話

(1858字)

なんだか、頂いたコメントを読んでいるうちに

「死期を悟って看取られる人」

の気分になってきました。不思議な感覚。星新一ショートショートなら、ここで

「実は死んでませんでした!ドッキリ大成功!」

と言っても、

「いや、葬儀の費用もバカにならないし、わざわざ遠方の親戚も来てくれたんだ。無かったことに」

という感じで御陀仏ですね。

 

まあ、このブログは星新一の世界観を共有していないので、無関係です。

 

無理に書くつもりもなかったのですが、落ち着かない。2日にいっぺん、うんうん唸りながら(比喩です)何かしら書くということが習慣化してしまって。

ポール・ヴァレリーは「なぜ書くか」に対して「弱さゆえ」と答えたそうな。まあ、そんな高尚じゃありませんが、大方似たようなところでしょう、きっと。

以前にも書いたと思いますが、このブログはぐじゅぐじゅしたものを整理整頓するために作られました。どんな表現も多かれ少なかれその意味合いを持っていますが、言葉による表現は、特にその傾向が強い。いわゆるアーティスト/芸術家/表現者は、ぐじゅぐじゅを出来るだけそのまま表現しようと試行錯誤する。

言葉による表現は、物事の簡略化です。ある一面から見れば、こんなにつまらない表現方法もない。どんな人も、同じ表現をしようと思えば出来てしまう。だって、意思疎通のために作られたんですからね。人によって違ってたら話になりません。逆に、絵による表現を再現するのは至難の技です。名だたる絵画でも、幼稚園児の落書きでも。言葉で全てを説明しようとしたら、ものすごい情報量になります。

もちろん、あくまで傾向です。詩人のように言葉の表現を追究する人もいれば、生産性を追い求めて機械のようになった芸術家だっているかもしれない。

…いや、こんな話は今じゃなくてもいい。今の話は半ば中井久夫の受け売りです。

要するに、書きたいことができた。そういうことです。といっても、フライング気味ではありますが。

 

なんというか、遠足前日の小学生。ワクワクしますね。別に、何がどうというわけではないけれど。

 

全く関係ないですけど、IRIAMって今日初めてちゃんと知りました。ENTUMと同じ母体が運営してるんですね。ただしIRIAMでライバー活動していても、ENTUM(というかZIZAI?)所属というわけではない、ということか。元々のにじさんじアプリが目指していた感じかな?ライバー活動できるプラットフォーム兼アプリ、的な。

改めて見るとたくさんいますね(全然分からない…)。あ、このvtuberは知ってます。花奏かのん。ジェムカンの記事で一瞬触れた記憶。個人的にベースが好きで覚えていた。結構初期のvtuber。あと、2Dのキャラデザがすごく好み。今は3Dになってるみたいですね、知りませんでした。

 

冒頭の話じゃないですけど、葬式って大変ですよね。人が亡くなる。通夜、葬儀、告別式。そのあとも初七日、四十九日などなど。古臭い慣習に思えますが、実はちゃんとタイミングを抑えている。人間の気が緩み、疲れが出るタイミング。近親者が亡くなるのは、一大事であり、精神的なストレスも多大です。悲しい出来事だけじゃない、嬉しい出来事だって、身の回りの変化。精神的には負担です。有名なのは五月病。四月に新年度が始まって1ヶ月。だからゴールデンウィークがある。3ヶ月経てば夏休みだし、また3ヶ月経てば冬休み。日本の場合は、こういうリズムに乗っかって、みんな生きている。疲れるだけじゃなく、エネルギーが尽きかけて物事に飽きたりする周期でもある。

なんの話かって?いや、ただの与太話です。

全然関係ないですけど、あにまーれとハニストのブランクが1ヶ月だと確認して驚いた話もありましたね。

あにまーれが2018/06/08、ハニストが2018/07/14。

そのあと、ブイアパの銀猫ななしのツイートが2019/02/04に投稿され、杏戸ゆげが2019/02/16配信デビュー、鴨見カモミが2019/03/31に入居。

 

 

…まあ、全然関係ないんですけどね。

ただ思いつくままに書き散らしたということで、ここはひとつ、ご勘弁のほどを。

細々したものとお知らせ

(2341字)

雑記です。

ちょっとした話題と、ブログについてのお知らせになります。

 

話題その1、THE MOON STUDIO終了。

ムーンスタジオ。輝夜月が空前の大当たりをして作られた事務所、で合ってるんでしょうか。そこがプロジェクトとして終了するそうです。たまたま今日知りましたが、意外と最近の話題のよう。

輝夜月とPPHしか知らなかったのですが、KOTODAMA TRIBEというプロジェクトも同時進行してたとのこと。結構たくさんのキャラクターデザインも存在しており、シロにとってのアイドル部的な後輩グループを作るつもりだったのかなぁと察せられます。これ、ポシャッてお蔵入りするにはもったいない。デザイナーであろうMika Pikazo氏(輝夜月のキャラデザ担当でムーンスタジオ所属)が、どうしたいのかにも依ります。もし新たに事務所設立して、Mika氏主導で続々デビューということにでもなれば、久しぶりに界隈の勢力図が変わる可能性もなくはない。

先日の輝夜月の動画は久しぶりに「らしい」感じでしたが、登録者数などにはさほど影響なく、もうライト層は愛想尽きたのでは…とひしひし感じました。

演者が中の人の活動に注力して輝夜月を疎かにしてきた以上、この結末は仕方ないのかもしれません。

人気者になる才能はありましたが、所帯を持ち、人の上にたってまとめるには向いていなかったのでしょう。内情を知らないので、ただの推測ですけどね。

 

話題その2、焼まゆるという絵描きvtuberを知る。

これもたまたま知りました。液タブのレビューというのが、なんとなく需要ありそうで気になりまして。わたしは描かないんですけどね。あと、live2Dとfacerigでvtuberになるまでを動画で(テロップは少ないですが)説明しているので、興味ある方には有用かも。改めて検索するとそこそこヒットしますね、これ系の動画。恥ずかしながら、もこ田めめめくらいしか知りませんでした。

もとは桃乃葉さくらというvtuberのためのチャンネルだったそう。お知らせ動画を見てもイマイチ流れが掴めなかったのですが、当初桃乃葉さくらを作った段階では絵師本人が演じるつもりはなく、その後事情が変わって、絵師本人に合ったキャラクターを作ってリスタート…ということでよろしいのでしょうか。ご存知の方いらっしゃいましたら、ご教授頂けると幸いです。

(追記:最初のキャラは声を作っていたのが辛くて、素の自分に近いキャラに作り直したっぽいですね。)

 

話題その3、乾伸一郎の赤ちゃん。

一体いつの話だよって。はい。7ヶ月前の企画を、今更になって観ました。すみません。

朝ノ姉妹のチャンネル自体をちゃんと見たのが、最近だったんです。3D体で、歌ってみた活動などをしていて、だいぶ前に一人引退した、で認識が止まってました。最近は動画配信問わず精力的に活動しているようです。

で、話は乾伸一郎の赤ちゃん。単体の動画が見当たらなかったので、企画全体のアーカイブを以下に。

やっぱり、素晴らしい才能の持ち主です。諸々の技術とセンスが高水準でまとまっている。この人が活動しなくなったのは、界隈にとっても痛かった。割と初期メンで、vtuberファンからも評価の高かった貴重な男性vtuberという記憶。未だにわたしの中では、「おはござ〜」と言えば本間ひまわりではなく乾伸一郎です。惜しい人を亡くした。

 

話題おしまい。ここからはお知らせになります。

 

お知らせその1、コメントに星がつかない場合について。

一応承認された時点で「ちゃんとこのコメントを読みましたよ」の意が含まれているのですが、念のため途中から星もつけるようになりました(当初そのシステム自体知らなかった)。が、ときどき星がつけられない事象が発生。調べてみると、

・記事URLをタイトルに設定し

・その記事タイトルが長過ぎる

場合に発生するようです。ちょっと考えたのですが、URLにタイトルがあることのメリットの方が大きいと考え、このまま行きます。原則全てのコメントに星をつけるつもりですので、もし星がつかなくともあまり気になさらないで下さい。というお知らせ。

 

お知らせその2、本題。このブログを続けるかどうかについて。

前回の記事で感付かれた方もいるでしょうか、めでたくも書きたいことがなくなりました。ずっと溜まっていた下書きもスッキリ。

で、ここしばらく続けてきた「2日に1記事」を継続するかどうか、もっと言えばこのブログを続ける必要があるのかどうか、を考えました。

たとえば今日は、何か話題ないかなと適当に検索した結果ムーンスタジオのニュースを知ったわけで、書く習慣がなければ気づくのも遅れていたでしょう。そういうメリットもある。

一方で、このブログを始めた頃から比べると、界隈もだいぶ風向きが変わってきた気もします。ファンによるキャラクターと演者の認識とか、諸々の環境とか。開始当初の存在意義はそこそこ解消されてきたのでは?とも思う今日この頃。それでも書き続けるべきなのか?

正直、わたしには分かりません。2日後までに書きたいことが生まれれば書くでしょうけど、なかったら、どうするか。今日みたいにネタを探して、書くのか。興味深いネタがなかったら、捻り出してでも書くのか。書くことで見えてくるものもありますし、書かないことで見えてくるものもある。どっちが良いとも言いづらい。

というわけで、ご意見ご感想ありましたら、遠慮なくお申し付け下さいませ。

おしまい。