モンペの話、運営とファンについて

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さて。

前回お話しした通り、例のばあちゃる氏のモンペ発言に少し触れたいと思います。

(※途中までばあちゃる氏の新規ツイートを知らずに書いていますが、内容に深入りする前だったため、支障はないと判断してそのまま残します)

ただ、わたし自身は当事者ではないため、あくまで蚊帳の外から見たものになります。「蚊帳の外」というのも、今回の出来事を1番大きな括りで捉えた場合「ドットライブファン/ドットライブ運営間の信頼関係の崩れ」になるから。もちろん他にも色々あるのですが、概ねここに帰結します。わたしはどちらでもないので、双方について可能な限り好意的な解釈を施した上で(というのも、双方ともドットライブに悪意をもっているわけではないという前提にたっているから)、感じたことを手短かに記します。

 

まず意外に思ったのは、ばあちゃる氏がこれまでドットライブファンにある程度信頼されていた、ということ。深く見ていないわたしからすると、運営の1人がガワを被ってるだけという認識でした。たしかにvtuberブーム初期から存在し、シロのサポート役、そしてアイドル部のプロデューサー役を務めましたが、特に何か面白かったり、目を惹く見識の持ち主だったりという記憶はありません。この点については、単にわたしがよく知らないだけかもしれない。逆にシロやアイドル部を応援してきた人にとっては、応援対象との関係上、好意的な受け止め方になるのもまた道理かと。ともかく、仮に見所のない人物だったとしても、別にかまわないのです。それはvtuberに求められるものであって、運営に求めるものではないから。つまらないvtuberだったとしても、無関係な人は見なければそれで済みます。

少し話が逸れました。今回の件は、ドットライブの運営として配信した生放送の内容ですね。

詳細なあれこれについては、事情を熟知しているファンの手に成る文章を読むのが良いでしょう。双方に好意的な目を向けた上で、気になった部分を取り上げます。かなり色んな問題が絡んでいるのですが、第1感は「合わせ技一本」。これを念頭に置き、良い悪いの判断は一旦抜きにして臨みます。

 

  • モンペというワード

今回これだけ尾を引く騒動になったのは、モンペというキャッチーな言葉を使ったからです。もともとモンスターペアレントという造語は、泣き寝入りするしかない教師達を救うため、問題に焦点を当てるために作られたものです。キャッチーで当然、みんなの注意を引きつけるために作られた言葉ですから。実際モンスターペアレントを社会問題化することに成功しましたが、今度は逆に正当な要求もモンスター扱いされかねない問題も浮上した。今のこの話ではなく、大元の教育現場での話です。今回の件、そもそものモンペ自体の歴史と照らし合わせる価値はあるかもしれません。教育現場以外だと、ジャニーズなどのアイドルファンや、オタク界隈では使われたりするようです。自虐的に、あるいは迷惑行為を糾弾する形で。

今回ばあちゃる氏がモンペという言葉を使ったのは、前々から思っていて、今日こそモンペと言ってやろうというような意図的なものだったのか、それともうっかり心の声が漏れたのか。いずれにしても、ファンの中にそういう人がいるという認識をしていたことにはなりますし、訂正しないのなら偽らざる本音ということになります。

(※このタイミングでばあちゃる氏のツイッターを確認し、謝罪と訂正、後日改めて生放送することを知る)

なるほど。この感じだと、モンペという発言についても撤回、修正あるいは明確な定義し直しがありそうですね。ただ…いや、ひとまずそこまでにしましょう。あとでもう一度総論的に話します。

 

  • 「たまたまちえりーらんど」発言

今回の件でこれだけは別個に扱う必要があります。他の部分は突き詰めれば運営とファンの信頼関係に終始しますが、これだけは、運営と演者の信頼関係に影響を及ぼす可能性がある。一連の発言内容全体とそのタイミングも影響し得るように思えますが、そこについては「どうなるか予測できなかった」「思い至らなかった」と言われてしまえば、過失止まりです。悪意があってやったとまでは言えない。

「たまちえ」発言をできるだけ好意的に解釈するなら

神楽めあと犬山たまきが呼ばれることに不満を持つファン(この不満の内実も詳しく分別されるところですが、ここではスルー。詳しい方に譲ります)が一定数いるのは分かっているが、たまたまちえりーらんどという名目になっているだけで、そこに花京院ちえりと縁のないvtuberが来てもいいじゃないか

…これでもやや苦しいか。

言葉にはコロケーションというものがありますね。連語とか慣用句とか、この言葉にはこの言葉が続く、みたいな。「たまたま」という言葉はその後の「〜だけ」「〜に過ぎない」など、限定や否定の意味をもつ言葉と裏腹になっています。仮に悪気がなかったとしても、「たまたま」を冠すれば否定的な物言いになってしまう。部外者から見ても、実際問題「ちえりーらんど」であることを軽視してなければ出てこない発言に思えてしまうのですが、ここは最大限好意的に解釈し、その類の発想はなかった、言葉の使い方が下手だったということにしましょう。

もちろん、花京院当人が傷ついたと言わなければ、明確にばあちゃるが謝罪責任を負うことはありません。花京院ちえりの為人をよく知らないわたしには、彼女がどう受け取るかを推測することも出来ません。上司と部下という関係でわざわざ「謝って!」と言う人も少ないでしょう。ばあちゃる氏が自身の発言を省みて、どう思うのか次第です。ファンがどうとかは一度抜きにして、花京院ちえりと自身との関係において、その発言に後悔はないのかどうか。

花京院ちえりのファンも当事者に含むかについては、これもばあちゃる氏次第です。関係あると思うなら、謝罪対象になるでしょうし、関係ないと思えば、言及せず終わるでしょう。部外者のわたしにはなんとも言えません。

 

  • コラボ、運営方針、灰汁どい商売etc

これらについても、部外者から言えることはありません。

 

 

ここまでが、ドットライブ単体の話です。以降は、vtuber全体の運営とファンについての話になります。

 

運営には、2パターンあります。表に出る運営と、出ない運営。

もちろん完全に存在を消すことは不可能です。多かれ少なかれ認識はされる。密に演者とやり取りをするわけですし。あにまーれ等におけるupd8のように、ほとんど名前を貸すだけの所属形態は別ですが。

この界隈では、表に出る運営が比較的多い。以前も述べたように、こういう新しい業界に乗り込むベンチャー志向のトップは、自らにも商品価値を持たせたい人が多い傾向にあります。昔なら堀江貴文、最近ならZOZOTOWNの前澤社長。実態のない業態であればあるほど、経営者自身に価値を発生させ、タレント・ブランド化させることで会社のイメージアップを図る。悪い例なら、言葉巧みなカリスマ詐欺師。その人自身に惚れ込ませることで、得体の知れないものも高額で売りさばくことができる。この界隈で悪い話が絶えないのは、当たり前といえば当たり前です。新興のネットタレントマネジメント業にいち早く手をつけるなんて、ヤのつく人じゃないほうが珍しい。

運営が表に出る必然的な理由はありません。出たいから出る、理由はいくらでもついてくる、というのが実情です。別にそれ自体はどうでもいい。問題は、社会的な立場を背負ったまま発信することへの無自覚さ。今回の件も、ばあちゃるという運営の1人が、生放送で話すことで起きました。しかも、いろんなことを一度に。

すでに指摘されているように、コラボ相手に迷惑をかける人について話すのなら、そのためだけの場を設けるべきだし、運営方針についてファンに理解を求めたいのなら、そのためだけの場を設けるべきです。一度にまとめて話さなければならないなら、きちんと「ここからここまで」と区切りを入れ、相手方に伝わったことを確認しながら進める必要がある。個人的には運営が生放送すること自体どうかと思いますが、せめて綿密な台本を複数人の目を通して作成して臨むべきです。一言一句が、言動のすべてが会社としての公式な態度表明になるという重さ。それに耐えられないなら、表に出るのは絶望的に不向きとしか言えません。不特定多数の人へ己の意思を正確に、力の及ぶ限り誤解の余地を排して伝える努力を、必死こいてやりましたか?という話。そうでなければ何度やっても同じです。やればやるほど、会社としての価値と信用を失うだけ。

 

次。ファンの話に移ります。

かつて神楽めあが特定のファンを貶したことが、今回再びクロースアップされました。

わたしに言わせれば、ファンなんてみな頭のおかしい生き物です(自身も含む)。

「何かのファンである」というのは、「我を忘れて没入した状態にある」ことと同義です。神楽めあのファンだって、関係ない人から見ればまともじゃない。それはどこも一緒。特定のファンに限った話ではありません。vtuberに限った話でもない。野球場へわざわざ観戦しに行くファンが、なぜ狭い座席から遠くの選手を眺めるのに高い金を払うのかといえば、それは偏にアホになるためです。熱中した、わけのわからない興奮状態になりたくてそうする。みんな、自分アホやなぁと分かった上でそうしてるのです。「なんでこんなことに熱中してるんだろう」と冷静になったとしたら、それはファンでなくなったということ。卒業おめでとうございます。

まあ、これは極論です。実際問題になっているのは、節度をもった、他人に迷惑をかけない範囲内に収めているかという点。今回はモンペという言葉でしたが、これまでも厄介オタクやファンチと呼ばれてきました。この境目を定めるのは、意外に難しい。コラボ相手に直接悪意ある言葉をぶつけるとかまでいけば分かりやすくて助かりますが、杞憂民などネガティヴな意見の発信、逆に無条件全肯定の発信、何がどこまでいくとダメなのか。

正直、運営側からすれば、ファンの一意見なんて知ったこっちゃないでしょう。全部まともに聞いてたらキリがない。逆に言えば、個々人がどう考えるかは自由です。仮にそれが運営に通ったとしても、運営が「それはいいね」と判断した結果なのですから、ファンは関係ないといえば関係ない。運営の方針をファンがどうにかできるとは思えないが、少なくとも考えを表明することは自由です。結局のところ、筋が通ってるか、納得いくかが全て。運営がどうするかは運営の自由だし、ファンがどう思うかもファンの自由。運営方針に納得がいかなくて離れる、これもファンの自由です。時間の経過とともに、結果が証明します。

 

一般論ですが、いかにしてファンの不満のガス抜きをするか、これはvtuberの運営にとって結構重要です。今回の件は、運営側もファン側も不満や鬱憤を溜めに溜めて起こった悲劇とも言えます。

vtuberがマシュマロを定期的に配信で取り上げるのも、ガス抜きの一環です。あにまーれなら、因幡はねるは相当ガスを溜めやすい活動方針ですが、その分マシュマロを定期的に消化する。少し前までは正直ガス抜きが追いついてない感じでしたが、今はどうなんでしょう。

ハニストも、今回の件は他人事じゃないでしょうね。比較的似た育て方の箱ですから。以前述べたように、あにハニは先行のにじさんじやアイドル部などを参考にしつつ作られています。ハニストは結果として鎖国的、アイドル売りでかなりアイドル部に近い性質の箱ではある。数字も規模もだいぶ違いますが。わたしがここまで流れてきたのは、規模感がちょうどよかったのかもしれません。一箱片手で数えられる程度なら、全体を把握できる。あるいは単純に逆張り民なところがあって、どんどん人のいないところへ行こうとしたのか。まあ、理由なんて星の数ほどありますね、きっと。

あにハニの運営は、集合体の人格です。複数人が一つの●猫ななし(主に苦労人)を演じる。たまに幼稚な人も混じってましたが、最近は見ません。権限没収されたか、クビになったか。基本、表には出ない。声もなし。出自をハッキリさせたら嫌われる予感があるのかもしれない(特に純粋なハニストファン)。朧げな記憶だと、アドウェイズが商標登録していたと思うのですが、最近めっきり存在感を消している。消しているのか、実際に774.incとして独立した権限を持てるようになったのか。

唯一公式に顔を見せたのは、あにまーれ24時の宗谷さん街角インタビューくらいですか。「1番オタク受け良さそうだし、顔面偏差値高めのお前が行け!」みたいな人選という気がして、ちょっと面白かったのを思い出します。

運営の出方というのは難しくて、少し話は違いますが、ときのそらの友人A。『魔女の家』初見プレイ動画のことを覚えていらっしゃいますか?最初はときのそら作の簡素な絵をアバター代わりに使っていたのですが、良かれと思って途中から3D体のアバターに切り替えたら意外に反発が強くて、すぐ折衷案に切り替えた話。簡素でも、思い入れのある絵のほうがファンにとって良かったというのもありますけどね。裏方の露出の増やし方、という難しさもあった。急に出過ぎると「でしゃばり!」だし、居なさすぎると「物足りない!」だし。そりゃそうです、感じ方は人それぞれ。絶対の正解なんてありません。

あ、そうそう、前回の記事で「少し関係があるかも」と言ったのは、vtuberファンのタコツボ化のことです。銀盾クラスでも把握しきれない理由の一つに、vtuberファンの偏食化があるのでは、と。好きなものを一つ見つけたら、そこだけでお腹いっぱいになるまで食べることができてしまう(供給過多?)。そこと今回のモンペが何か繋がりはしないかと思ったのですが…微妙ですね。いまいちピンと来ないので、前言撤回です。関係ありませんでした。

 

最後に。

色々ありましたが、今回の件で初めて知ったものもあります。アイドル部MMDのMAD。3D体が公開されると、ああいう楽しみ方も出来るんですね。てっきりダンスしてるだけかと思ってました。『走れめめめ』以来、久しぶりにアイドル部MADを見られたことが、今回唯一の収穫です。

それでは。長文乱文失礼いたしました。

銀盾引退者の話

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うーん、どうしましょうかね。

少し前まで、溜まった下書きも減ってきて、なんとなく気分的にもスッキリ…だったのですが。

この何日かで、すっかり頭の中が渋滞気味。つくづく、話題の尽きない業界ですね。つい1〜2週間前にも、同じことを言った記憶があります。

本当は、馬越の話をするつもりだったんですが、少し待ってもらいましょう。

 

まずは、そう、コメントでお教え頂いた銀盾引退者の話。久遠千歳さんですね。

失礼な話、今までずっと「くおん」だと思っていました。歌中心の活動というのも初めて知ったくらいです。

このこと自体が個人的にはショックでした。もう銀盾到達クラスすら把握し切れていない。単純に、わたしが新規開拓しなくなったというのもあります。加えて、なんとなくvtuberを追っているだけでは、銀盾到達クラスさえ目に入らない可能性のある状況になってきた。今回のコメントが無ければ、本当に気付かぬままだったかもしれません。

いろんな考え方があります。今現在、vtuberの銀盾到達者は88名(チャンネル)。89位の赤井はあとも数日のうちに10万突破しそうです。もしかしたら、層が厚くなったのかもしれない。それならそれで、喜ばしいこと。

あるいは、インフレしたか。ちょっと前の記憶だと、10万というのは信姫あたりの企業3D動画勢がなんとか届くラインで、個人勢で突破している名取さなやケリンはすごいなぁ、くらいの認識でした。今や、例のvtuber登録者数ランキングの1ページ目(50位以内)に載ろうと思ったら、10万ではきかない。YouTuber基準でも、先行でインフレしているようです。とはいえ、専業で食っていける一つの目安ではある。

その銀盾に到達してなお辞めると。前例でいうと…のじゃおじあたりですか。気になって調べてみたら、笹木咲は引退時5万人行かないくらいだったんですね。逆に驚きです。なんとなく、銀盾目前くらいで消えたと思っていたので。

 

まず一つ。歌がメインのvtuberは、引退しやすい傾向にはあります。著作権のこともそうですし、そもそもvtuberは歌手ではないので、やりたいこととの乖離が生じる場合もある。兼ねてから述べている通り、vtuberはかなり特殊な職業です。仮に金払いが良くても、無理な人には無理。精神がもたない。

もう一つ。今回の「銀盾到達して引退」ということについては、にじさんじだからというのも考えられます。決して悪い意味ではありません。

普通なら、銀盾に到達するまで頑張ったのに、辞めるなんてもったいないという考えも働く。実際にじさんじの1,2期生レベルでも、最近になって漸く銀盾到達し感慨もひとしお、といった具合。JK組など一部は飛び抜けていましたが。

ところが、にじさんじ統合後の箱ブーストというのは、凄まじいものがある。今なら、アルス・アルマルなんかとんでもない伸び方です。その数字に達するだけの魅力があるのは前提としても、普通なら活動を継続して、信頼を得て、地盤を固めて、地道に伸ばすところを、最初から相当数の目に触れることで一気に短縮できる。箱のブーストが強すぎて、一般的な感覚でいう銀盾到達までの苦労というのが全く通用しない。別にそれが悪いとは思いません。演者側も、分かった上でにじさんじを目指したでしょう。それがブランドというものです。使えるものは使ったほうがいい。

アイドル部だって、最初は5万人に到達すれば3D化という触れ込みでした。銀盾なんて当時からすれば遠すぎて、ご褒美のための目標にもならないほど。そういう時代だったのよと言われたら、それまでなのですが…。

 

そのアイドル部、というかアップランドのばあちゃるさんですか。例の件については、今回の記事とも一部繋がるところはあるのですが、それよりもっと広くざっくりした話になりそうなので、この記事は一旦ここで締めます。といっても、当事者ではないわたしに大したことは言えませんが。

2日後までに頭の整理をするとして、ひとまずお開きとしましょう。それでは。

もしも宇宙人がやってきたら

(1523字)

仮に、の話です。

仮に宇宙人が攻めてきて

「おすすめのvtuberを紹介しろ。気に食わなかったらこの星を滅ぼす」

あなたなら、どうしますか?

なんて無駄な仮定と思われることでしょう。しかし何事も絶対というのはありません。いざという時に備えて、考えましょう。

 

わたしなら、初手フブキ。相手の癇に障ることなく様子見するには、これが最適解かと。どストライクということはなくとも、大外れということもない。言葉の通じない場合にも、それなりに魅力が伝わる。最悪3D原理主義者だったとしても、致命傷は避けられます。

言葉が通じない可能性を考えるなら、ASMR勢も候補です。ただ、必要としないタイプには全く刺さらないので、初手で行くにはややリスキー。

もこ田めめめもかなり手堅いのですが、アイドル部は箱感が強いため、汎用性やその後の展開を考えると、もう少し後でもいいかなと。

本間ひまわりも考えたのですが、話の内容も込みで楽しむキャラクターなので、初手には選びませんでした。

王道の四天王から行くべきとの声も上がりそうですが、改めて見るとどれも結構クセが強い。仮に行くとしても、どこから行くかでかなり悩むことになります。様子見としては難易度が高い。

あとは、初手の反応を見て判断しましょう。また、のちのち恨みを買わないためにも、沈みゆく船には基本乗せません。沈没船及び潜水艦に関しては、考慮の上、適切と判断した場合に限り可とします。

 

・英語しか分からない

→夏実萌恵を勧めます。

 

インドネシア語しか分からない

→マヤ・プトゥリを勧めます。

 

・何も分からない

→ヤケクソで輝夜月を勧めます。

 

・小動物的可愛さを求めている

→猫宮ひなたを勧めます。

 

ハッカドール2号が好き

→これも、猫宮ひなたを勧めます。次点で本家ハッカドール

 

可愛さは別に求めてない

→おめシスを勧めます。

 

・むしろ可愛くないほうが良い

VBを勧めます。

 

淫夢等ネットミームに侵されている

→犬山たまきを勧めます。もし侵略で多忙な場合は、動画中心の織田信姫。

 

・実は保守的

ハローキティを勧めます。

 

・斜に構えている

→ンヌグムを勧めます。

 

・点棒を集めている

→夜桜たまを勧めます。

 

・性に興味がある

→由宇霧を勧めます。

 

腐女子に興味がある

鈴鹿詩子を勧めます。

 

・メンヘラ気質

因幡はねるを勧めます。

 

・可聴域が高い

→電脳少女シロを勧めます。

 

・意外にサブカル好き

月ノ美兎を勧めます。

 

・歌が聴きたい

→歌手を勧めます。どうしてもと言うなら、流行りの花譜か、当たり障りのないYuNiを勧めます。

 

・不憫萌え

→YUAもしくは岩本町芸能社御一行を勧めます。

 

カフェイン中毒

→理原ひなりを勧めます。

 

・年下が好み(御指摘を受けて作成)

→物述有栖を勧めます。

 

・もっと下

→夢月ロアを勧めます。

 

・もっと

→勇気ちひろを勧めます。

 

・ファッション幼女はお呼びじゃない

→宇志海いちごを勧めます。

 

・年上が好み

→設定年齢低めなら静凛、設定年齢高めなら西園寺メアリを勧めます。

 

・もっと上

→ドーラを勧めます。

 

・もっと

VBを勧めます。

 

・R-18は?

→イヴを勧めます。

 

・実は箱箱星の生き残り

→そっと周防パトラを勧めます。

 

 

…これ以上はキリがないのでやめましょう。しかし、この手の空想も頭の整理には役立ちます。縦軸・横軸の4分割されたマップに置くのも一興ですし、いっそ定量的に、声の高低や強弱で一覧表を作るのもアリですね。

 

(ささやかな追記)

・朝ご飯を大事にするタイプ

→伏見ガクを勧めます。

vtuberのメイド喫茶店員経験率を思う

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なんとなく、高い気がします。普通の人より。特に根拠があるわけではないのですが。分かっている内だと、名のあるvtuberが2〜3人思い浮かぶくらい。その他コンセプトカフェやリアルガチメイド(家事代行的な)も含めれば、もう少し増えそう。

どちらも、接客業といえば接客業です。バーチャルキャバ嬢と揶揄されることもありますが、あれはあれで精神を疲弊しますからね。接客業を突き詰めると、最終的には水商売に辿り着くのではないでしょうか。

動画勢より配信者に多いと思うのは、単に知らないだけか、それとも事実そうなのか。動画勢より配信者のほうが、私生活や過去をさらけ出しやすいから、そう思うのかもしれません。動画勢も、なりきって演じるという意味ではそこまで変わりません。のじゃおじもかつて言ったように、カメラの前で何かする(しかも個人勢なら一人きり)というのは、そういう経験の無い人にはなかなかハードです。

演技、ということでいうと。

テレビでバラエティやトーク番組に出た若手の役者さんが、自分憑依型なんです、役に入り込んじゃって色々大変…みたいな話を、恥ずかしげもなく、どちらかといえば役者の素質があって好ましいくらいの感じで話すの、たまーに見ます。それ、本当に演じられてるの?って他人事ながら不安になる。『「○○する」フリをする人』になってないのかなって。

そういう人は、もし、苛立つ人と苛立つフリをする人を演じ分けろと言われたら、どうするんだろう。些細な違いを積み重ねないと、「演じる」と「フリをする」はほぼ同義になる。普段の生活でディテールに意識が向いてなければ、それを演じ分けるのは不可能になってしまいます。たくさんの具体例を観察するのも一つの手だし、理屈として色んな生理反応(声が上ずる、呼吸が浅くなる、特定の筋肉が緊張するetc)を把握しておくのも手です。読書でも、入り込める作品がよい作品、入り込む読書がよい読み方というような風潮が(ごく一部に)ありますが、少なくともディテールに目が向かない限り、生産的な読書にはなりません。娯楽としてならともかく。

演技に話を戻します。

入り込む演技が許されるのは、例えば、渡瀬恒彦の遺作のような場合。数年前テレビ朝日系列で放送された『そして誰もいなくなった』ですね。この作品は、大袈裟ではなく、テレビドラマ史上にその名を残す、未来永劫語り継ぐべき作品になりました。

発見時すでに手遅れだった末期の胆のうがん、余命を全うすべく抗がん剤放射線治療で対応していた死の間際に撮影されたもの。滑舌もままならない状態でした。が、その役の最期(タイトル通り誰もいなくなるので、当然渡瀬恒彦の演じる役も最期を迎えます。ネタバレにはなりません。あまりに有名な作品なので心配ないとは思いますが、念のため)のシーンは、鬼気迫るものがあった。鼻に通している管も、撮影で用意したものなのか、自前なのか、それすら分からないほど。あそこまで行くと、もう誰も何も言えません。死の間際の人が、死の間際の人を演じる。そのくらいの状況にまでなって初めて、入り込む演技というのは機能する。

ドラマとしても、幸運なことに非常にクオリティの高いものでした。スタッフや役者の人選、舞台なども含めて、局の全力でしょう。それまでアガサ・クリスティ原作の和製ドラマにはあまり信用を置いていなかったのですが(イギリスで作られたデヴィッド・スーシェ主演のポワロ物が良くできているというのもある)、この沢村一樹のシリーズは安定して良い。別の局で作られた三谷幸喜脚本のものが残念な出来だったので、トラウマになっていたのかも…。無論、三谷幸喜さんの脚本家としての素晴らしさを否定するものではありません。どうも、アガサ・クリスティという名前に押されて、小手先の技術に走った印象が拭えなかった。三谷幸喜らしさといえばそうですし、別物として見れば、それはそれでアリなのかもしれませんね。

4ヶ月前の悪夢再び+お口直しの癒し枠

(1685字)

こんな辺鄙な場所にまでたどり着く方々なら薄々感づいておられることでしょうが、vtuberの運営というのは、半ばヤクザな商売です。

懐かしい。こう書いたのは、4ヶ月ほど前ですか。

そもそもタレントのプロダクション・マネジメントという業態自体、さまざまな大人の思惑、その世界での政治力学が働いて出来たものです。いわゆる大手芸能事務所を思い浮かべていただければ、納得いくのではないでしょうか。

それでなくとも、vtuber業界はこの1、2年で急激に市場拡大した新興産業です。そこに目をつけていち早くビジネスを成立させるのは、良くも悪くもエネルギーに満ちた人々でしょう。

まあ、そうかもね。

私も含めて、今後もvtuberを応援し続けるつもりのある人は、覚悟が必要になります。暗部も公平に直視する覚悟。自分が応援しているところは多分大丈夫、という根拠薄弱な希望は捨てるべきです。

ほぉ、そうですか。

だから、vtuberを考えるとき、運営が何を考えているのか、どういうつもりで立ち回っているのかを、常に頭に入れておく必要がある。

消費者がそこに目を向けられるようにならなければ、この業界が成熟することはないでしょう。

なるほどねぇ。

あなたは、どうですか?

うーん、どうなんでしょう。

わたしは物申すほどの人間でもないし、特に言うこともありませんが、だんまりを決め込むのも気持ち悪いので少しだけ。例の騒動、昨日まで全く気づかずにいたんですけどね。運営自ら事を大きくしてくれたおかげで、逆に知ることができました。

まさか此の期に及んで、自分のところは大丈夫🙆‍♀️🙆‍♂️なんて人もいないでしょう。この業界、どこもかしこもそういう可能性は十分にあります。アウトレイジばりの「登場人物、全員悪人」だってなくはないし、毒をもって毒を制すという展開もあり得る。だからしょうがないという話ではなくて、そのつもりで目を光らせておきましょうね、という話。もし一向に改善されなければ、業界自体が消えてなくなるだけです。

ついでに言うと、あなたやわたしの推しだって思ってるほど真人間じゃないかもしれない。個人的にはvtuber人間性なぞ求めてませんが。別に爛れた生活を送っていようが一向に構わない。観るだけのものがあるかどうかが全て。ただし、他人様に迷惑かけないこと。迷惑かけたら謝る、罪を犯したら償う。当たり前といえば当たり前ですが。

二度と上記の文章を引用せずに済むことを願います。

 

さて、これだけだと後味が悪いので、他愛ない話もしときましょうかね。

最近面白かった配信なら、ダントツでこれ。

丸々観ても苦痛じゃないvtuberの配信は、久しぶりですね。理想の組み合わせ。めめめは対人より、対AIのほうが輝いてみえます。

そういえば、宇森さんもソロイベント開催だそうで。誕生日のご褒美として、今後もやりたい人にはやらせていくのかもしれませんね。ソロライブする機会なんて、そうそうないですから。個人的に興味があるのは、周防さん以外だと…強いて言えば日ノ隈さんでしょうか。怖いもの見たさ半分、何をするかなというワクワク半分ですけど、まあやらないでしょうね。歌にこだわりがあったり、ソロ活動したいタイプには見えないので。老後に日向ぼっこでもしながら、3D体で動く様をぼーっと眺めていたいvtuberです。

キズナアイは終わったのか?

(2096字)

少し前の記事でキズナアイについて触れたのですが、それへの質問に答える形で、今回の記事を書きたいと思います。下に引用しますが、ものすごく簡潔にまとめると「終わるは言い過ぎじゃない?」ということですね。実際、その記事では「なぜそう思ったか」までは書かれていません。そこのところ詳しく、ということです。

キズナアイが終わりを迎える」について教えて欲しいのですが、これはどのくらいの「終わり」を指しているのでしょうか。 分裂についていくつか記事を読んで、騒動について概要は把握できましたが、キズナアイというコンテンツそのものが終わりを迎えるほどのインパクトには感じられませんでした。 1号が完全に出なくなったら大問題だと思いますが、頻度が減るだけで、「そういうもの」という認識になる、もしくは視聴者層が入れ替わり、徐々に沈静化を迎えるような気がしています。 とは言え、チャンネル登録者が減り続けているゲーム部がどのような着地点を迎えるかによっては、初期から魂に惹かれているリスナーの熱量が予想を上回って、影響が非常に大きい可能性も否定できませんが。 Vtuberの魂を増やしたり入れ替えたりするのはVtuberの文化としてはとても受け入れられないものだと思いますが、それにしてもキズナアイは魂1人でやるにはあまりにもリスクが大きすぎるチャンネルだとも思います。

「終わった」と思ったわたしの判断基準は、シンプルに「上層部による私物化」の一点に尽きます。その一点が幸いにも偽なら、まだチャンスはあると思いますし、不幸にも真ならその逆。4号の中の人と副島社長の話です。それ以外のことは個人的には些事。

いくつかの問題がこんがらがっているので、整理します。ファンがどう思うかはさておき、分裂自体は自由です。せめてキャラ分けや色分けをしてくれ、というファンの声も理解できますが。ゲーム部のときも一悶着ありましたけど、本当は演者が変わることより、劣悪な労働環境のほうが問題だった。様々な事情から、演者が活動を維持できなくなるというのは、今後どのvtuberにも起こり得る事態です。そのとき、活動休止か引退、あるいは演者交代のうち、どの選択肢を選ぶのか。キズナアイの場合は、どういう事情かは分かりませんが、演者を増やすことにした。もしかしたら、1号の負担軽減、あるいは質問者さんの仰るようにリスク分散を図ったのかもしれない。

4号の中の人の発言による炎上騒動は、それ自体どうかとは思いますが、別問題です。一般的な選考を経ても、そういう人を選んでしまうことだってあります。その場合は選考基準が問題なわけで、修正のしようもある。

縁故採用やコネ採用だからNGというわけでもない。それならアイドル部の2人はどうなんだという話にもなりますし。会社全体としてそうするのが良いという判断を下しての結果なら、何も言いようがない。誰を選ぶかなんて、選ぶ側の自由です。あとはファンがどう受け止めるか。

問題は、4号の起用が、会社としての答えなのか、あるいは上層部の私情によるものなのか、という点。

もし、トップがコンテンツを私物化した結果だとしたら、これは明確に「終わり」です。今すぐどうこうというより、今後の先行きに希望を見出せない。どう足掻いたって絶望しかありません。

というわけで、わたしが「終わった」と感じた理由は上記の一点のみです。そこさえ間違いだと分かれば、喜んで主張を撤回するでしょう。正直、1vtuberリスナーとしても、キズナアイがこんな風に終わるとは信じたくない…というのが本音です。

 

で。

この問題とは別にして、演者の交代や増員それ自体は興味深いものがあります。

実際のところ、vtuberを見ている人たちは、どう受け止めているのでしょうかね。悉く別の問題が絡んだので、よく分からないまま今まで来てしまいましたけど。

個人的には、あっても構わないと思っています。仮に生放送主体のvtuberで、やむを得ない事情の演者交代があるとしたらどうなるか、とても興味がある。例えば、先代が後継者選びをし、襲名の儀も執り行った上での交代。その後、周りはどう接するのか。やや悪趣味ですが、SFホラー的な楽しみ方も出来る。リアルに起こり得るという意味では、多重人格設定のほうがまだ通用するか。実際には、演者交代せざるを得なくなったら、無理に続けるより引退でしょうね。会社都合(人気コンテンツをみすみす手放したくない等)でもない限り。引き継ぐほうもしんどいし、その人には別のガワとvtuberとしての人格を与えれば済む話ですから。アニメ『ポプテピピック』みたいに、毎回声優が変わる前提のvtuberとか出たら、どんな感じになるんでしょう。そこまでいくと、もうvtuberというより、アニメとして楽しまれるのかしら。哲学でよくある思考実験が、現実に近い形で再現されるような感覚。

でも、そんなこと言ってられるのも、対岸の火事だからなんでしょうね、きっと。身近なvtuberにそういうことが起きたら、冷静ではいられない…かも。

コメント所感【アイドル部、ホロライブetc】

(2813字)

コメント所感です。順々に追って見ていきましょう。

アイドル部だと金剛いろはさんが好きかなあ おばちゃん営業、バカゲー発掘、ちょうど良いオタク感の映画紹介と ちょっと上の年齢層を狙い撃ちするラインナップを持ってる気がします

金剛さんも、アイドル部のエース格ですね。出だしで勝負を決めた感があります。特に、ワイアニが大きかった。ワイアニやヨーロッパ企画みたいなゲームを早い段階で扱って、界隈における代名詞にしてしまえると強いですね。その人の色が付きすぎて、もう他がやってもピンと来なくなる。あのあたりはもう専売特許に近いものがあります(ネコトモも、いつか鈴鹿詩子のゲームになったりするんでしょうか?)。映画好きなども含めて、月ノ美兎と重なる部分は多い。箱のネームバリュー的にも、少なくとも当時はにじさんじとアイドル部で双璧でしたし。おそらく、金剛さんも先行例を見て、ある程度「イケる」という確信をもって臨んだはずです。そういう経緯も込みで、アイドル部の初外交はこの組み合わせだったのでしょう。アーカイブ隠しのときには「この箱どうなってしまうんだろう…」と思いましたけど、なんだかんだで上手いことやってます。ガリベンガーでテレビにもベースキャンプを張って、メンバーの経験値や外部vtuberとのパイプ作りにも貢献。攻守に隙がない。

個人的には牛巻さん、好きなんですけどね。技術屋のねーちゃんがネットアイドルやってみた的な状況設定だけで既に面白い。「ぽく」ないところが逆に「ぽい」みたいな良さがあります。

 

お次。

ハニストのASMRは人気と熟練度を上げるにつれ、チャレンジングなことは出来ない自縄自縛みたいなところもありますよね 特にメアリさんは似たようなシチュが続いてしまっているような… 意外とASMRで存在感を増している気がするのがホロライブ。 大型コラボ、ASMRになりたい女たちで講師役を務めた癒月ちょこ初め、 赤井はあとや夜空メルのようなサービス精神旺盛なメンバーのシナジーが効いてきています

改めて見ると、ホロライブって結構しっかりした箱ですね。上位の規模も大きいし、統一モチーフとかがない分、キャラ立ちしてて分かりやすい。

しかしフブキさん、この感じだとそのうちホロライブ内でも最大手になりますね。ちゃんと見たことがないのであれですが、わたしの中のイメージはザ・無難。とにかく悪い話を聞かない。声、ゲームスキル、人付き合い、どれを取ってもケチのつけようがない印象。クセの強さでバズって売れるタイプの正反対ですね(もし違ってたらご指摘下さい)。

癒月さんも、ハニスト経由でお名前は予々。チャンネルホーム画面に再生リストを載せないのは、何か理由でもあるんでしょうか。

BAN対象の演技例がやたらそれっぽい。

というか、ホロライブの方々は皆さん外交に積極的ですね。先のフブキさんも昔はあにまーれでよく見ましたし、10万手前の面々の名前も、最近はにじさんじメンバーとの組み合わせでよく見ます。

夏色まつりさんの「彼氏面マシュマロ」は企画の勝利ですね。素晴らしい発想。vtuberっぽさもある。

赤井はあとも懐かしい。ホロライブでは最初に知った名前かもしれません。短い動画を上げ続けたり、ASMR勉強してたりするのは、シンプルに偉いなぁと思います。なんというか、ギャルのフリして優等生みたいな…。見るかどうかはまた別ですけど。

夜空メルさんも、この感じはASMR本職の方なんですかね。自分のやりたいことやスタイルがハッキリしてるように見受けられます。

で、コメントの前半部分に戻って、ハニストのASMR勢はどうかという話ですね。

周防さんも、シチュエーションは様々ですけど、結局耳かきするのは変わりませんからね。前はリクエストも通りましたけど(散髪とか)、今はどうなんでしょう。いっそのこと、企画として「どんなシチュエーションを指定されても耳かきASMRをやり通せるのか」みたいなネタ動画作ればいいのに…とか思ったり。西園寺さんも割と保守的なので、周りからネタ出ししたり、発破かけたりが必要かと。

個人的には、ASMRは隙間なく聴きたい音で埋まっていればとりあえずオッケーという聴き方なので、シチュエーションは深く考えません。流石に囁き系は飽きたので、粘土を切る音とか、付箋をはがす音とか、ジャリジャリしたアイスを咀嚼する音とかなら興味が出るかもしれません。

 

お次。

ネガティヴな話といえば
ルキロキが引退したのも大きい

これは知りませんでした。なんとなく名前は知っていましたが、引退ですか…。

アズリムやゴルシと同じサイバー系だったんですね。歌動画中心の活動。ナユタン星人にオリ曲依頼は、なかなかすごい。本業に集中したいので、引退と。

正直、引退せずとも、年単位で休業したって別にいいと思うんですけどね。HUNTER×HUNTERみたいな漫画もありますし。メンバーシップとかで毎月料金が発生する場合はまた別ですが、ほかに見るものはたくさんあるわけですから、少なくとも消費者側はそこまで気にしない。結局は、演者の精神的な負担次第。何万とファンがいて、何かしら待っているという状況がストレスになる。特に、やりたいことと違ってくる場合。ランニングコストも馬鹿にならないでしょうし、どこか心に重荷を背負いながら続けるよりは、やめた方がいい。残念ながらvtuberは、そこまでしてやるほどおいしい職業でもありません。

 

最後。

Vのマイクラの技術においては周防パトラが圧倒的に断トツで一般リスナーの腕も高かったので
やってる時間こそ多くて代名詞になっていますが、島村シャルロットのマイクラのレベルについては微妙なところに思う

これは、その通りですね。島村さんの恐ろしいところは、それでもひたすらマイクラし続ける点にあります。普通の精神なら「面倒だな」とか「もっと上手くやる方法はないかな」とか「他にはどんな世界が広がってるんだろう」とかなるはずなんです。島村さんには、そういうのがほとんどない。エンダーマンとかエンドラも、ほぼノータッチでこれまでやって来たようですし。ハッキリ言って常軌を逸している。ハニストではぶっちぎりでヤバい人です。それを活かすも殺すも彼女次第。

周防さんは、そのままマイクラを極めるのも手です。昔上げていたようなマイクラ動画は諦めちゃったんですかね。マイクラ知らなくても、面白いものは面白いですよ。物理エンジン的な面白さ。最近見たものだと、湖でもマグマでも干上がらせるスポンジの紹介動画はけっこうツボでした。