テレワーク集団「暁」再評価路線

(2425字)

タイトルは適当で、中身は雑記集です。

 

こういう、何かありそうな方が来るのは久しぶりですね。良し悪しは別として、起爆剤になることを期待されているのでしょう。そっち方面に疎いのでよく分かっていませんが。お金のことも含めて、ルサンチマンの塊みたいな感じもします。

一つ不思議なのは、どうして774inc.を選んだのだろう?ということ。周防さん以外のVtuberを受け入れ難く、そうなったのか、単に他と縁がなかったのか。初期のにじさんじからデビュー、というのが一番正解のような気もする。

一山当てるには、あまり向いていないんですよね。どちらかというと食いっぱぐれないための箱で、一攫千金の箱ではない。まあ、この手のタイプは大金を手にするとつまらなくなるので、結果オーライかもしれません。なんとなく宝鐘さんを思い出します。

シュガリリの他メンバーとも、だいぶ住む世界の違う感じ。似た境遇のほうが少数派でしょうけど。

個人的なここまでの印象だと、龍ヶ崎さんはもともと認知していた上で興味がなかったので、特に変化なし。頑張ってらっしゃるなぁ、とは思うのですが。虎城さんは、たぶん想定する顧客層に入っていない。キレイ目なら物述有栖、汚い系なら家長むぎ、例えが古くて恐縮ですが、そのあたりを好む人向け。

獅子王さんは、今のところ雑談の面白さが抜けている。ダンチです。段違い平行棒くらいダンチ。少数派な人生を送ってきたゆえの切り売り的な面白さなので、そのネタがどこまで続くか、尽きるまでに次の武器を見つけられるか…という感じ。Vtuberへのルサンチマンの割に(あるいはだからこそ?)、前口上とか一人称をしっかりやっている。

前口上はイントネーションもカッチリ決まっています。宝鐘さんもそうですね。ちなみにモノマネではスルーされがちですが、「宝鐘マリンです〜」の「す〜」の部分は、鼻から若干抜く感じの発声となっております。

 

  • 養殖物ではない天然幼女

若いっていいですよね。大人になると、色鉛筆セットでこうまで喜ぶっていうのは、なかなか出来ない。大抵の欲しいものは、手に入れる術を知ってしまいますから。

若さって眩しいですね。

 

  • 小話「心理学の講義」

大学時代、1〜2年の頃ですね。その大学は最初入ると、括りとしては前期教養学部という所属になって、まあ色々なジャンルの講義が受けられますと。で、比較的緩めの縛りで、規定数の単位まで集めればOKという、そういう仕組みだったんですね。

そのなかで1つ、心理学の講義がありまして。まあ医学とか言語学とか数学とか、そういうのと比べたらとっつきやすいというのもあって、受講する人が沢山いる。それにさっき言ったような仕組みなので、楽して単位取れそうな講義は当然集まりやすい。その講義は出席と試験で、出席はバーっと配られる小さい紙に名前と感想を書いて、各々帰り際に出していけばよかったんですね。友達と一緒に乗り込めば、1人で何人分かは出席の紙を出せるので、それも相まって人が多かった。

当然わたしは友達がいないので、普通に受けて、たまに飽きたらドアからすっと抜けたりとか、逆に気分転換できたらまた戻ったり、そんな感じでした。教室は教壇が一番低くて、段々に席が並ぶ形で、右の後ろのほうによく座っておりました。ドアが近いんですよ。あと、日差しが入りやすい場所で、ウトウトするのに最適だった。

そんな感じでしたけど、唯一記憶にハッキリ残っている回があったんです。なんの回かというと、先生の知り合いの二丁目の人が来てしゃべる回。別に先生はそっち系じゃないんですけどね。どういうツテなのか未だに不思議。なんで呼んだかっていうと、まあ要は知らない世界を知るのも大事だよね、みたいな話。緩いと言われてるだけある。で、前半はその方が色々タメになる話をしてくれて、後半は挙手制で好きに質問タイムとしましょうと。

そんなこんなで最初はその人の、二丁目に至るまでとか、二丁目ってどんな感じなの?とか、そういう話を拝聴しまして。さあ、お待ちかねの質問タイム。

で、色々質問されてたんですけど、一個強烈に覚えているのは、左の真ん中あたり、あっちの方に陣取っていた…ウェーイ系かなぁ。男の子何人か、たぶん友達同士で来てたんでしょうね。そのなかの1人が手を挙げて質問して。曰く「自分はよくそっち系の人に好かれるんですけど、実際どうですか?このメンツで誰が好みですか?」みたいな質問。

これにどう返すのかなーと思ったら、その方はね。「よくそういう、ゲイの人に好かれるみたいに自惚れてる人居ますけど、実際は思ってるほどモテてないです。なんかゲイは好きのハードルが低いみたいに思われがちですけど、別に皆さんと変わりませんから。おんなじです。あと、たまにゲイだからってシモの話もオッケーと勘違いしてる人もいますけど、それも皆さんと同じです。初対面の人に『好きな体位はなんですか』とか聞きますか?聞かないでしょ?」とのこと。

当たり前のことですけど再確認の意味で勉強になったし、ちょっとザマーミロみたいな…ね?友達いないもんですから、予想外の方向に転がって面食らってるウェーイ系に、溜飲が下がる思いでした。これが、唯一記憶に残っている心理学の講義。

 

で、オチはその心理学の単位落としたって話なんですけどね。当たり前ですよ、ゲイの人が来た回しか覚えてないんだから。しかも友達いないから、欠席したら絶対出席点入らないし。

皆さんは大学でちゃんと友達作りましょうね。おしまい。

 

 

 

…どうでしょうか。

オチつけるために落単にしましたけど、実際は可とか、そんなもんです。緩いって評判の講義でしたからね。可じゃあ、落ちませんよ。ほとんどの場合、現実は小説より無味乾燥です。

ほんとにおしまい。