人の相性について

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人の相性って、面白いですね。

無限に組み合わせがあるし、実際に試してみないとどう転ぶか分からない。

いや、厳密には人だったり人じゃなかったりするんですが。

 

先日行われた周防×宝鐘コラボ。

【新サクラ大戦】マリンちゃんとパトラで新サクラ大戦!【周防パトラ / ハニスト】 - YouTube

周防さんにしては珍しく、距離を詰めるのが早かった。12/1にあった宝鐘さん主催の画伯企画(箱を跨いだ多人数コラボ)が配信上の初絡みで、その次がこのサクラ大戦新作実況。光の速さでオフコラボ。男女なら出会い厨認定待ったなし。

それは冗談として、こんなにウマが合うとは思いませんでしたね。バックグラウンドが比較的近しいからでしょうか。しかし、活動時期は被っていても、前世での絡みは特になさそう。名の知れた者同士ですから、認識はしていたと思いますが。

不知火フレアさんとのコラボを見る限り、前世で関係があったからといって現世でプラスに働くわけでもなさそうです(この2人の場合は、もともと歌い手としての絡みがほとんどだったから、というのもある?)。

 

周防さんが特に初期の頃、この界隈で敬遠され気味だった大きな理由は、前世というデジタルタトゥーでしょう。色んな噂がついて回った。真偽はともかくとしても、そう言われるだけの何かがあるわけで、ややリスキーです。なんの旨みもなければ、あえて絡もうと思われない。そんなわけで、デビュー当初はMIXや作曲で積極奉仕して、好感度アップに奔走していた感があります。もちろん、全部が打算的な関係とは言いません。きっかけの一つです。

仮にマイナスな部分を無視したとしても、配信者としてのキャリアがありすぎるため、ぺーぺーとして扱いづらいという点もあった。どっちが先輩なんだか分からない。年上の新入社員みたいな接しにくさ。今やむしろ、キャリアがないとデビューすらままならない状況ですから、そういう難しさはほぼなくなりました。既存組も、先輩風吹かせるだけの経験を積めたというのもある。

そもそもハニストが屈指の内輪グループだったという話については、以前にも触れたので割愛。

 

宝鐘さんの場合、マイナスイメージの払拭という足枷はなかったように見えます(無い方が普通)。それでも、鬼のような配信頻度に、絵という武器で多方面への関係作りと、殺人的な忙しさは同様。彼女らにとって、このデビューからの半年間がその後の人生を左右しかねないことは、重々承知…という感じがする。

 

今回のコラボに話を戻すと、互いの背景を知っているからこその安心感がありましたね。にわかとガチ勢という組み合わせもちょうど良かったのでしょう。周防さんのうっかり触れたら一緒に滑りかねないボケも、ちゃんと処理していました。宝鐘さん、ホントに如才ない方ですね。しかしあれだけ配信経験のある人でも、初配信だとガチガチに緊張するわけですから、vtuberって不思議。

周防さんにとっては、珍しく息の合う同業者という気がします。いや、この言い方だと少し語弊があるか。他の方と息が合ってないという意味ではなくて…なんというか、配信する上でのベーステンポが近い。ここがズレている場合、基本的に速い方が遅い方へ合わせます(例外として、多人数なら司会に寄せる)。今回は、無理なチューニングの必要もなかったように見受けられました。

 

そういえば、花奏さんとのやり取りも割とスムースだった記憶。

周防さんのコミュ力が向上したのか、お相手のお陰なのか…。

 

最後にもう一度、サクラ大戦コラボへ戻るとしましょう。

マイフェイバリットは

スマブラは人生!」と言ったものの

スマブラもゴリ押しプレイ」だったため

「人生はゴリ押し」になった周防パトラ

の流れです。

それではまた。