注意書きとコメント所感と『蒼い蝶』のもやもや

(1552字)

箸休め記事です。

 

 

図らずも、蒼月エリの引退により、それまでこのブログをご覧にならなかった方が辿り着いている可能性があります。

以前にも書きましたが、念のため、注意事項を1つだけ。

 

基本このブログは、読まずに済むのであれば、そのほうがずっと幸せです。

何かこう、上手く説明できないもやもやに突き動かされてここに来た、というのであれば止めません。ニッチな内容ゆえ、普通にしていればそういう人しか来ないのですが、今回は事情が特殊なので一応。

どんな駄文も名文も、最終的に刺さるのは2、3人です。たくさんの人の目に触れれば触れるほど、刺さる人まで届く可能性が高まりはします。でも、それだけです。それはそれで、大切なことだけれども。

 

要は、自己責任ってやつです。

 

 

続いてコメント所感。

ついでなので書いておくと、このブログは今回のように匿名でコメントできます。私にも誰が誰だかわかりません。「誰が」よりも「何を」のほうが遥かに重要ですから。一応、私が目を通してから公開されるので、よっぽど変なもの(スパムとか業者とか)じゃなければ大丈夫です。仮にヤバくてもそのまま封印されるだけなので、お気軽にどうぞ。

 

で、今回のコメントについて。

「『蒼い蝶』の歌詞は、蒼月エリの歌手の夢を知った上で書かれたのでは」と。

なんとも難しいところですね。

 

蒼月エリが周防パトラに夢を語っていたかどうかは、正直よく分かりません。が、以前のコメント所感記事で触れたように、傍からみて「周防パトラと蒼月エリにとって、ハニストが足枷になっているのでは」と思わせる部分があったのも確かです。もしかしたら、中にいる周防パトラは蒼月エリに対して、ずっと強くそう感じていたのかもしれません。蒼月エリ本人が言わなかったとしても。周防パトラ自身も、可能ならそういう世界で食っていきたいと思ったことは、一度や二度ではないでしょうし。少なくともハニストメンバーのなかでは、そういう世界に1番近かったわけですから、ある種の予感はあったかもしれません。

 

いずれにしろ、そう思わせるだけの何かが『蒼い蝶』の歌詞にはある。今回の件抜きだと、少し違和感ありますし。

 

 

違和感といえば、最後に『蒼い蝶』のもやもやを。といっても歌詞ではなく、リズムの話です。音楽的知識も素養もないので、大して踏み込めないし、解決もしてないのですが。タブ譜とか楽譜があるかなと探してみたのですが、有志によるギターのコード譜しか見当たらなかったので、そのへんご了承を。

 

『蒼い蝶』は、裏拍が基本のリズムだと思っています。イントロのシンバルとか、Aメロのハイハットを聴く限り。そのあと、Bメロに入ると一旦表拍になります。ここら辺はメロディーラインも含めて、スッキリした感じ。一抹の寂寥感と明るさ。問題は次です。サビの直前3〜4小節あたり。ここがなんか気持ち悪い。いや、良いとか悪いとかでなく。多分、もう一回裏拍に戻ってるだけ…だと思うんですが、聴き慣れるまでリズムが取りにくくて。もしかして三連符?と思ってしまうくらい。これが、インスタントな音楽に慣れてしまった私の耳のせいなのか、そうでないのか。ずっともやもやしております。米津玄師の『vivi』みたいに、あえての不協和音が存在するというのはどこかで読んで知りましたが、リズムはどうなんでしょうね。

 

 

どっちみち、リアルタイムで『蒼い蝶』を聴ける機会は当分ないでしょうから、それまでにゆっくり考えることにします。作曲者直々に「エリだけの曲」と言い切ってしまいましたし。そうでなくても、あれを見せられた後で歌う勇気のある人は、なかなかいないでしょうけど。

 

もし間違いなどあれば、ご指摘いただけると幸いです。それでは。