ノースロップ・フライの野球用語感は異常

(1043字)

なんだか久しぶりに大学の図書館が恋しい。なんのためにもならない本を適当に片っ端からつまみ食いして、一日を潰したい。

ためにならないは語弊があった。きっとその筋の人には必要なものなのだけれど、本職じゃないからただひたすら「はえ〜」って言って楽しんで終わる。

フーコーの『言葉と物』の第一章とか、訳わかんないのに面白かった。もういいやと諦めるんだけど、やっぱり読みたくなってしまう不思議な引力。

あとロラン・バルト。『彼自身による〜』とか、写真のやつとか。いや、全部おもろかったな。

映画だと『「ブレードランナー」論序説』とか。これは日本人。

神話の研究も面白い。バルトもあるし、他も色々。

エーコの書いた論文の書き方本も好き。

もちろんこっち系に引きずり込んだ蓮實重彦も。

 

…と、前座はこのくらいにして。P丸様の話をしましょうよ。

不肖私め全然知らなんだ、こんなになってるとは。

超久しぶりにカラオケ行ったらチラッと名前は見えたし、歌枠のセトリでもチラホラ見かけるから「オリソン出して精力的に活動してるんだな」とは思ってた。が、ぶっちゃけYouTuberとしてのこの人に対する興味はだいぶ昔に尽きていた。

しかし「3Dモデルでライブしてる動画」に遭遇。ビックリした。ゴリゴリ顔出し路線のリアルYouTuberになると思っていたから。

そして、想像よりかなり歌が上手かった。声の圧もすごい。エネルギーの塊。流石ストゼロの擬人化と言われただけある。あと、この人に合った曲作りだなと感じる。サビの山でボリュームMAXになるギリギリのハイトーン。…ナナホシ管弦楽団。なるほどそりゃすごいわけだ。

輝夜月は元絵こそMika Pikazoというビッグネームだが、3Dモデルに落とし込むところでもう一歩、という感じだった。正直3Dメインで活動するなら、元絵よりモデリングの腕前(+トラッキング技術)のほうが圧倒的に重要。アイドル部を見てもわかるように、なんなら2Dがイマイチでも3Dで生まれ変わる。

その点で輝夜月より良くなってるのでは?個人でもこれだけのものが用意できる時代になったんすねぇ…。

ksonもなかなかのモデルを持っているし、Uターンタイプの実力者は突き抜けた存在になりつつある。絶妙に客層がズレているので、Uターンしたときかなりの爆発力。

 

今後界隈がどう展開していくのか、注視することにしましょう。おしまい。