YouTube利用規約について簡素な報告

(1006字)

※前記事の追記にするつもりでしたが、若干長くなったので分けました※

 

一つ見落としていたので、YouTubeの規約についてだけ。個々で調査済みとは思いますが、念のため。
2019年12月10日付の一番新しい利用規約で、関係しそうなのは「許可と制限事項」の以下の部分か。
本サービスまたはコンテンツのいずれかの部分に対しても、アクセス、複製、ダウンロード、配信、送信、放送、展示、販売、ライセンス供与、改変、修正、またはその他の方法での使用を行うこと。ただし、(a)本サービスによって明示的に承認されている場合、または(b)YouTube および(適用される場合)各権利所持者が事前に書面で許可している場合を除きます。

一応念頭にあるのは「YouTubeの動画を転載しないでね」ということに見えますが、YouTubeのコンテンツの一部であるアナリティクスを公に晒すのも、好ましくはない…といったところでしょうか。少なくとも、転載の一種である切り抜きと同程度には後ろめたい。
YouTubeの本元であるGoogleのほうが、参考になるかもしれない。こちらは明確に「Googleアナリティクス利用規約」というものがあります。

以下自分なりの要約。
 
当然アナリティクスを出すにも、データを追加で得たり、処理したりでコストがかかるけども、実質無料で提供しますよ。
ただその分析内容は「再使用許諾権のないライセンスをお客様に付与」する形での提供だから、パクったり、それを使ってなんかしたりはやめてね。
これ一応秘密のやつだから、お互い、相手に無断で公開しちゃダメだよ。僕も君の個人情報を勝手にバラしたりしないから、君も勝手に僕の分析を他人に見せたりしないでね。約束だよ!
 
要約終了。YouTubeでアナリティクスの扱いが明記されていないと捉える立場なら、こちらを参照することになるでしょう。そして、実際にGoogleアナリティクスをブログやサイトに公開したら、広告収益を停止されたという事例が報告されています。いやまあ、利用規約読む限り当然といえば当然ですが。
そういうわけで、政治的なことは一旦抜きにしても、アナリティクス開示はあんまり良くないからやめとこうね、という話。