774inc.眼鏡属性未開拓説

(1158字)(のち訂正有)

はい。そうです。暇つぶし。櫃まぶし。

きっかけはこれ。

直前の定期ラジオ枠が一応本編で、こちらは恒例の延長枠。集客力にだいぶ差がある(ように見える)。

確かに、長時間アーカイブは何日かに分けて消化する人もいるため、その分有利といえば有利です(どっちも長いが)。それにしても再生数が違い過ぎる。では他に要因が?

そこで行き着いたのがサムネ。Switchで遊びつつアイスをくわえたダウナーな表情の青髪の女の子が、背もたれにだらんとなって後方上空(にいるであろう誰か)を見上げる図。これの刺さる新規・離脱層が一定数いたという考えです。

 

そういえば、774inc.には眼鏡属性がいない。差分で眼鏡をかけたりはいますが、デフォルトで眼鏡!という人はいない。だからこそ今回、普段届かなかった層にも到達できたのでは?と。

なぜいないのかについては、一般的にマイナー(不人気と呼ばれがちな)属性だから、というのが一つの答えかと思われます。メジャー属性の組み合わせで被るほど数打つ箱ではなく、かつガワ先行のオーディション形式でもない(演者が決まってからその意向に沿ってガワが作られる)ため、これまで本人の希望として提案されなかった結果の眼鏡属性ゼロなのでしょう。

しかし、反例もあります。皆さんすでにお気づきでしょうが、アイドル部の神楽すずです。たった12人で始まった(そして現在まで完全新規の追加もない)箱にも関わらず、眼鏡属性を今なお貫いています。眼鏡については本人の強い意向で実現しており、運営は消極的だったとか。それも理解できます。たった12人しかいない、しかも「アイドル」部という可愛い方面の高いハードルを自ら課す名前で、一枠マイナー属性に割くリスク。あるいは、箱内のメインヒロインたり得ないという自己分析のもと、ニッチな層を狙う冷静な判断だったのかもしれません。ついでにいうと、一般に緑髪も代表的なマイナー属性として認知されております。こうも重なるとは、意図的なものなのか、はたまた単なるドMか。

「不人気属性をてんこ盛りにしたら一周回って人気になるのでは」というネタ、けっこう好きなんですよね。大抵「何を不人気属性とするか」で揉めて終わりますが。そういえば昔、宝鐘さんがサクラ大戦の推しキャラ李香蘭について「眼鏡・緑髪・そばかすと不人気属性ばっかり付与されてて悔しい」みたいなこと言ってましたっけ。

(訂正:コメント欄にも書きましたが「李香蘭→李紅蘭」「緑髪→イメージカラーが緑」と誤りがございました。謹んでお詫び申し上げます。そして、ご指摘ありがとうございます!)

 

要するに、不足属性を補うという考え方もあるというお話。ちなみに、差分で属性を名乗るのは甘えです。保険をかけたり、生半可な気持ちではニッチ層の心を動かせない。やるならいつか来るかもしれない新メンバーのときでしょうね。

それでは、お粗末様でした。