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お久しぶりです。
うーん…なんというか。最近、どこもキナ臭いですね。
ところで、皆さんはミルクボーイの漫才を自分一人でやろうとしてみたことはありますか?わたしはあります。たとえばこういう感じ。
どもー。ども!ナナシボーイですー。お願いしますー。ありがとうございますー。
あー!ありがとうございますー!
ね!いま、魚肉ソーセージのフィルムについてる、赤いピロピロをいただきましたけれどもねー!
ありがとうございますー。
こんなんナンボあってもいいですからねー。ええー言うとりますけどもー。
いきなりなんやけどな、うちのおかん、好きなVtuberグループがあるらしいんやけど、その名前をどうしても思い出せへんらしいねんな。
おー、好きなVtuberグループの名前、忘れてもうてん?どうなってんねんお前のおかん。ほな、そのおかんが好きなVtuberグループの名前、おれが一緒に考えてあげるから、どんな特徴言うてたか教えてくれるー?
んー、そのVtuberグループはな、774inc.に所属していて、夜の喫茶店を営む、悪魔の集まりらしいんや。
ほー。…ハニストやないか。その特徴は完全にハニストよー。こんなんすぐわかったよー。
ハニストなー。でもよく分からへんのよなー。
なんでよ?ハニストに決まってるやん!
いや、おれもハニストと思っててんけどな。
そやろー!
でもおかんが言うには、そのグループは男性Vtuberともよく絡むらしいんや。
ほー。…ほなハニストと違うかー。
こういう調子で一応終わりまで考えて、録音編集して送りつけてたんですね。暇過ぎて。
でも、99%ないと思っていた男性採用の可能性が、確実に消えたことを確信したので、せっかくだから一人ミルクボーイの注意点を書き残しておきます。
漫才を一人でやると何が問題って、間が死ぬ。特にミルクボーイの漫才は、「みんなそう思ってるだろうな」と思わせることが重要になってきます(実際は偏見かもしれなくても)。その「AというならBに決まっている」感を出すために、食い気味の被せが必須。動画なら編集でOKですが、生じゃ無理ですね。
録音はともかく、台本作りは意外と楽しくて暇つぶしになるのでオススメです。皆さんもぜひ、好きなVで試してみてください。それでは。
どうでもいい追記:おめシスにトム・ブラウン味を感じる。