コメント所感+馬越の話

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今日は箸休めの日になります(ガス欠)。後回しにしていた馬越の話と、あとコメント所感ですね。

歌系Vtuberも今ではだいぶ数が増えましたね しかしながら、ライブを開催したりオリジナル曲をもらえるのは一部の人だけ ライブを頻繁にやる3D勢や花譜のような企業のプッシュがある存在を目にしたら 希望よりも絶望のが大きいのかもしれない

なかなか難しい問題です。

本来の歌手は作曲能力と歌唱能力、両方揃ってはじめて世に認められるもの(なんなら作曲能力のほうが圧倒的に重視されるまである)。ボカロ・歌い手文化は、片方だけなら自信がある人々のために生まれました。歌系vtuberは、基本歌い手に属します。良い歌は作れないけど、歌手活動はしたいんだ!という演者にとっては、YuNiや花譜のような活動スタイルが理想です(関係ありませんが、てっきり花譜って初音ミク的なものだと思っていました)。もちろん、歌もvtuber活動も両方したいタイプだっています。

はじめから「この歌声を売り込む」という目的で一丸となって進めればいいのですが、そういう例は稀。YuNiや花譜だって、初動でコケたら違っていたかもしれない。

正当なルートで歌手として売れる僅かな可能性に賭けるか、vtuberとして生き残ることで歌い手活動が継続できるようにするか。二つに一つです。

 

モンペ関連については…次の謝罪会見まで保留としときましょう。まだ日時も決まってないとは、よほど台本作りに四苦八苦してるのかしら。

 

次、これは反映なしのコメント。

堰代ミコが初めてサシで外部コラボした方の話ですね。まあ、概ね公式の声明通りでしょう。「そんなことはしていない!名誉毀損で訴える!」ということなら話は別ですが、否定しないのならそれまでの話です。他にも色々辞める方がいるので、その件に関しては運営にも非があるのかな?という感覚。こっちはなんとも言えませんね。

あと、杏戸ゆげの3D化。おそらく既定路線でしょう。前にも言った単なる予想ですが、彼女へのオファーはかなり早い段階、因幡はねるや周防パトラらと同じタイミングで行っているはず。それを一旦渋って稲荷くろむにお鉢が回ったとするなら、なぜかなり遅れた時期になってからデビューしたか。一つには、彼女の性格からして、箱売りを嫌がった。人付き合いを強要されたら即逃げ出すタイプです。もう一つは、774.inc側もある程度軌道に乗り、良い条件提示が出来るようになったから。5人まとめてデビューとかはしないし、新メンバーも前もってお伺いをたてる。人気が出る出ないに関わらず、3D化も保証する。外部コラボも強要しない。そこまで譲歩してやっと「じゃあやろうかな」となった(あくまでも推測です、悪しからず)。ネットタレントとしてはそこそこの地位を得ているので、無理してvtuberになる理由もありません。まあ、3D化済みのvtuberをたくさん抱えておけば色んな戦略がたてられますし、稲荷くろむが欠けた今、ガチ系のゲーマー(ゲームの腕前だけなら稲荷くろむよりずっと上です)を確保しておくのは運営としてもプラスと判断したのでしょう。今後もし大規模な大会があったとき、冷やかしにならないレベルのvtuberを1人でも送り込める態勢を整えておかないと、いざというとき困る。そこらへんのリスク管理…という感じですかね。

 

お次。

実物ななしさんは、 レースクイーンみたいなもので どこかから借りてきた方かと思いましたが どうなんでしょうね

これは、たしかにそうかもしれません。芸能人ならすぐバレてる気がして頭から消えていたのですが、言われてみると、そういう用の無名タレントの線もなくはない。臨時契約だと万が一の内部情報流出(特に演者関連)が怖いのですが、この場合は演者と直接接触しないようですし。…うーん、分からない。この人の再登板があったら、また考えてみます。

 

 

最後に馬越の話。本当は何日か前にするつもりだったんですが、色々ありましたので。

言いたいことはひとつだけ。深刻なハガキ職人不足

先日馬越レイディオSeason2が始まりました。実はですね、最初「馬越の才能が枯れた!」みたいな話をしようかと思ったんです。でも、改めて聴いてみたらそこまで悪くないかも、と。Season1の完成度の高さでハードルが上がったのと、思い出補正もありました。実際には、ジングルの入りへの尺合わせが若干強引になったかな…くらいで、まあオチのふんわり加減も、前からこんなもんだったような。

『馬馬馬越』と『馬越RADIO#15』は、馬越のキャラ抜きにしても良い出来です。作曲の才能は間違いなくある。ほどほどに緩く、とっつきやすい。日本語のラップはあれくらいでちょうどいいのです。もともとラップ向きの言語じゃありません。語順はなんでもありで縛りにならないし、活用も似たり寄ったりで、韻を踏むだけならどうとでもなってしまう(困ったら外来語も使える)。五七五七七などと音価をガチガチに決めて、漸く面白くなるタイプの言語。英語のように文法でかなり語順の縛りがあるものとは別です。システマチックだから、ラップ映えする。日本語でラップをガチるとダサくなりやすいのは、自由過ぎるから。短歌や俳句が古き良き伝統なのも、それなりの理由があってのことなのです。ちなみにこれはわたしの考えではなく、単に有識者の受け売りです。

で、馬越はその二発屋だと思っていたのですが、わざわざハードルの上がった馬越レイディオで来るということは、それなりの用意があるのでしょう(そう信じたい)。

ただし、2回目の放送を聴く限り、それなりのハガキが来ないとラジオ自体がもたない可能性もある。

もしこの文章を見た中に前職or現役ハガキ職人の方がいらしたら、ぜひ馬越レイディオで手腕を発揮して頂ければと思います。未経験でも大丈夫、笑顔に溢れる魅力的な職場です。ちなみにSeason1では、トリプルスリーの意味を教えてという大喜利に一通のハガキも来なかった実績があります。予め、タッチアップというお題で、当時話題になったツーランスクイズを絡めた模範解答まで提示したにも関わらず、です。

わたしも微力ながら協力するつもりですが、この手のセンスは皆無なので、戦力として計算できません。

不定期更新とは名ばかりの毎週更新、しかも尺調整した上で録音・編集することを考えると、実質的な〆切はすぐ来ます。

馬越が大西ライオンと同じ二発屋から抜け出すためには、あなたのチカラが必要なのです。