今後のネタのチラ見せと、自戒

(1953字)

なんだか、柄にもなくしんみりというか、いろいろ思い巡らせる今日この頃。

 

みんな、なにかしら考えとか、理念とか、思想・信条とか、伝えたいこと、伝わりきらずに燻ってるもの、ぐじゅぐじゅした澱を抱えて生きているんですね。

幸か不幸か、わたしは深く物事を考えるにはおつむが足りないので、どうにもそこまで辿り着きません。政治的な、普遍的な思考回路が未発達です。「物事はかくあるべし」まで行き着かない。個別具体の話か、ふわっとした話にしかなりません。

料理でいうなら、フルコースのメインを作る気力、体力、技術もない。言いたいことはほんの数行。わたしはただミョウガを食べてほしいのです。でも、ミョウガ単体で渡されても困るでしょう?わたしだって困ります。だから、別の食材とともにそれっぽくこしらえて、ミョウガも一緒に味わってもらう。それだけです。

 

 

…少し間が空きましたね。ぼちぼち再開しましょうか。

 

といっても、今日は肩慣らし程度。

以前「どういうことを書く予定か先出しする」と言っておきながら放置だったので、それも兼ねた記事になります。自分でも、いったい何を書くつもりだったのか忘れてたりしてるでしょうし。

 

いま自分の中で一番ホットなのは、ケリンですかね。彼の話を近々したい。「vtuberについて体系だってまとめる」ということを、いつか誰かがやるでしょうけど、どんな方向性であってもこの人を欠かすことはできないと思います。それくらい彼は、vtuber界において重要な役割を果たしました。

ついでに言うと、このブログの密かな目標として、自分が一応通ってきたvtuber、名前を知っているvtuberはすべてタグとして登録したい…というものがあります。どうしても既出vtuberの話題でループしがちなんですが、その目標に向けて、新規開拓も狙っていきたいところ。

 

最近(もう最近ではないか)の話題でいうなら、2人目のキズナアイ、あるいはキズナアイの分業化。これは結構おおごとですよね。ファンがどう受け止めているのかにも、興味があります。

 

あと、アドウェイズの話。いっつも名前を忘れてしまうので、備忘録も兼ねて。意外と早い段階から、vtuberに関わっています。774.incとか、アプリ変更とかも含めての話を目指して。いまいち頭の中でまとまっていませんが…。

 

月ノ美兎の業の深さは、濃縮還元されている」についても、いい加減手をつけないと。後回しにすればするほど、億劫になります。

 

やさしい世界の話もそうです。もしかしたらいま、ちょうどいいタイミングがきてるかも。このブログの在り方の確認も含めて。耳にタコかもしれませんが、とかく人間は忘れっぽい生き物です。いくら確認しても、し過ぎということはありません。自身への戒めでもあります。

このブログのやっていることは、なるべく多方面に、極力失礼のない形で喧嘩を売るということです。「喧嘩を売る」とはなかなか穏やかじゃない、やや誇張した表現ですが。要は、どれだけフラットなモノの見方をできるか。特にvtuber界隈は、生主・キャス主流入以後の密なファン交流ゆえか、全肯定で褒めそやす信者と、貶めることが目的と化した悪意ある第三者という二極化が進行し、固定化しつつあります。もちろん、どんな意見にも主観はつきまといます。それこそ、フォーマットが厳格に定まった官報や、データ分析による数字の羅列などでもない限り。いや、それでさえ、単位の選び方、グラフの書き方、分析手法の取り方ひとつでいかようにも主張可能です(一瞬「老後2000万問題」が頭をよぎりましたが、まあ、そういうこと)。それでも、主観なりに説得力を持たせる努力はしたい。

もう一つ大事なのは、その喧嘩は買われようがないということ。万が一当人がこのブログの存在を知ったとしても、ハッキリ言及することは構造的に無理です。どんなvtuberでも保持せねばならない、「第三の壁」的なものの向かい側にいますから(追記:まれに当人に向けて書かれているかのようなものもありますが、そう設定したほうが文章を書きやすいという、ひたすら便宜上の問題に過ぎません)。だからこそ、失礼のないよう、なるべく万人に納得のいく文章でありたいと願っています。同様の理由から、はてなブログを選びました。一番当人たちからは遠い場所と思えたからです。人口に膾炙したければツイッターで発信します。当人の目にも触れやすいでしょう。でも、そもそもこの文章はそういう性質のものではない。

 

 

…そういうわけで、こうやって定期的に文章化し、自身の肝に銘じているのです。決して、諸手を挙げて喜ばれるものではないのだよ、と。

 

(2019/06/19 追記)