サライの代わりにふぁんふぁーれを

(1351字)

急遽予定を変更してお送りします。

話題は、そう、あにまーれ24。

初めはそんなに興味なかったのですが、なかなかどうして。ざっくりとですが見させていただいたので、ざっくりなりの感想を。

 

まず、演者裏方含めて皆さんタフですね。お疲れ様と言いたいところですが、そんなこと言える立場でもないので。お疲れの出ませんように、とだけ。

実務的な面でいうなら、全体に音量が小さかった気もしますが、機材・インターフェースの問題でしょうがなかったのか、4人マックスのボリュームを考慮しあえて抑えめにしていたのか。気になったのはそのくらいです。

 

次に、因幡はねる。長いキャリアを通じてチームプレイとは無縁だった彼女が、曲がりなりにもリーダーとして一年務め上げ、自らの新たな側面をなんとか開拓しつつあること、これは非常に興味深い。デビューからの紆余曲折、PUBGカスタム絡みのゴタゴタであったり、ハニスト発足後の焦り、そして稲荷くろむ引退前後の特にNGなし配信あたりを経て、よくここまで来たものだと部外者ながら感慨深いものがあります。紆余曲折については以前も触れたので、この程度にしときましょう。

 

次に、宇森ひなこ。なんだか、昔と声変わりましたね。最初のころはまさに超音波って感じの声でしたが、今日聞いていたら、時々宗谷さんと聞き間違えるくらい。私の耳が老化した、という説も捨てきれませんけど。

 

次に、宗谷いちか。この人は特に言うこともないのですが。安定してますね。体力も人一倍。自分でもいつか言っていましたが、駆け出しのころはどこか手を抜いていたのが嘘みたいです。動画編集能力も、他人から依頼されるほど秀でているのに、ずっと出し惜しみしてたり。この能力の有無は、その配信者の行方を左右するくらいには重要なファクターなのですが、あまりこの界隈ではフォーカスされません。たいてい、ファンが作ってしまうから。優しい世界も良し悪しです。これは別途記事を設けましょう。

 

最後に、日ノ隈らん。相変わらず、大人びていますね。空気の読み具合といい、バラエティを成立させる陰ながらの努力

といい。そして、なんとも3D映えするvtuberです。ミニマルなサイズ感、小動物チックな挙動の数々。癒されました。

ついでなので述べると、3D体と演者の身長というのは切っても切れない関係にあります。みゅみゅ氏がミライアカリの3D体に入り込むシーンをご覧になった方ならお分かりかと思いますが、3D体と演者の身長に乖離があった場合、トラッキング諸々が怪しくなります。みゅみゅ氏の場合は、猫背になったり、足が埋まったり。かつて稲荷くろむが大幅アップデートで劇的に身長を伸ばしたのは、おそらくそのためです。3D化も視野に入れるなら、中の人の身長に近づける必要がありますから。真相は闇の中ですけどね。

日ノ隈に戻ると、あの愛玩動物的可愛らしさに加え、地上波のバラエティ企画を輸入する流れを作ったことも、今回のあにまーれ24に一役買っています。最初は食わず嫌い王でしたね。その後、因幡はねる主催の学力テストへと続き、今回のあにまーれ24。着々と、既存のエンタメを吸収していっています。

 

 

願わくば、あにまーれが長生きするコンテンツになってほしいものです。