ゲーム部の騒動を受けて思うこと

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箸休め記事です。

 

ゲーム部プロジェクトには全く興味がないので、たまたまvtuberとは関係ないネットサーフィン中に知っただけなのですが…。

 

事の真偽を追求するつもりはありません。ただ、少し思うことが。

 

ゲーム部プロジェクトは、ご存知の通り、寸劇系の動画やポケモン対戦動画を中心に活動する、企業型、3DタイプのYouTuber系vtuberです。登録者数でもかなり上位に位置し、派生した道明寺ここあ単独の歌チャンネルも、歌唱系vtuberではトップクラスの伸びを見せています。説明としてはこのくらいでいいでしょう。

 

こんな辺鄙な場所にまでたどり着く方々なら薄々感づいておられることでしょうが、vtuberの運営というのは、半ばヤクザな商売です。

 

そもそもタレントのプロダクション・マネジメントという業態自体、さまざまな大人の思惑、その世界での政治力学が働いて出来たものです。いわゆる大手芸能事務所を思い浮かべていただければ、納得いくのではないでしょうか。

それでなくとも、vtuber業界はこの1、2年で急激に市場拡大した新興産業です。そこに目をつけていち早くビジネスを成立させるのは、良くも悪くもエネルギーに満ちた人々でしょう。

 

今更あらためて昔の詳細を掘り返したりはしませんが、今回のような出来事がゲーム部に限らないことは、皆さんもよくご承知のはずです。

タレントによる運営への愚痴ならまだ可愛いほうで(これはこれで問題ですが、職場に対する不満という一般的にも有り得る括りになります)、もっと深刻な場合には告発、あるいは選考に際しての不誠実な対応だったり、内部リークの可能性を否定しがたい身バレetc…。

 

私も含めて、今後もvtuberを応援し続けるつもりのある人は、覚悟が必要になります。暗部も公平に直視する覚悟。自分が応援しているところは多分大丈夫、という根拠薄弱な希望は捨てるべきです。

 

だから、vtuberを考えるとき、運営が何を考えているのか、どういうつもりで立ち回っているのかを、常に頭に入れておく必要がある。

消費者がそこに目を向けられるようにならなければ、この業界が成熟することはないでしょう。

 

 

 

あなたは、どうですか?