輝夜月とキズナアイ

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キズナアイに次ぐ登録者数を誇るのが、輝夜月。これもYouTuberの延長上にあるvtuberです。もともと中の人もvtuberに近い形のYouTuberとして活動していますね。顔出しせず、イラストなどに声をつけるスタイルです。最近はだんだん輝夜月が中の人に寄ってしまってますが、それも無理からぬことでしょう。各人がもつ発想や武器、ネタといったものは有限ですから。

キズナアイとの蜜月ぶりも有名です。のちに生まれる2D系vtuberと違い、本格的な3D体のvtuberは仕様上コラボに一苦労します。互いに動画内で言及することで、繋がりを形成していきました。あとはツイッター

当初生まれたこれらのvtuberは、ある程度閉じた世界にすることでそれぞれバーチャルな存在感を成立させていましたが、もちろん閉じていることはそのまま弱みでもあり、そこを補強するためにキズナアイ側はvtuber同士の交流を求め、輝夜月がそこにピタリとハマったのではと想像します。これがあるとないとでは、ファンによる二次創作の幅が大きく違ってきますからね。

また、このころのvtuberは、バックに何が付いているかを出来るだけ隠していました(今でもそのタイプはあります)。やはり独立した世界観を維持する上で、余計な不純物を入れたくなかったのでしょう。